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NHK、Netflixで大河ドラマなど世界配信。6月22日から
2026年5月20日 15:34
NHKは、日本文化の発信とコンテンツの海外展開をさらに強化するために、大河ドラマや連続テレビ小説、ドラマ10などで放送した過去の人気ドラマ合計19作品について、Netflixで順次世界配信することで合意した。6月22日より順次、日本国内を含む世界に配信していく。
6月22日に配信するのは大河ドラマ「軍師官兵衛」、連続テレビ小説「まんぷく」、ドラマ10「昭和元禄落語心中」、プレミアムドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」、ドラマ10「宙わたる教室」、ドラマ10「東京サラダボウル」の6作品。その後順次追加し、2026年度に合計19作品を提供する予定。
この取り組みについて、NHKは「放送法に基づき、配信事業者からの求めに応じて、NHKの良質なコンテンツを有料で提供するもの」だとしており、「メディア環境が激変し、インターネットを通じて国や地域、時間の制約を越えて視聴される現在、世界最大級の動画配信サービスで多言語対応や字幕機能が充実しているNetflixと連携することで、NHKが制作した質の高いドラマ作品を、より広く、世界の視聴者に届け、日本の社会や文化への理解を海外に広げていくことを目指します」としている。
「NHKの価値の源泉はコンテンツそのものにあります。私たちは、放送・インターネットといった手段を問わず、人々の役に立ち、励まし、時には命を救う『人々の生きる力』となる存在でありたいと考えています」
「また、単なる対価性の価値だけではなく、社会にとって必要な情報や、受信料を財源とするからこそ制作できる番組を伝えていくことこそが、公共放送・公共メディアの存在価値です」
「これまでもコンテンツの海外展開は行なってきましたが、今後は『コンテンツの開発力・発信力・国際展開力』を抜本的に強化し、多様なジャンルで人々の暮らしや人生に寄り添う良質なコンテンツを、安定的に届け続けてまいります」
またNetflixは「これまでも、日本の主要放送局と連携し、日本発のドラマ作品を国内外の視聴者へ届けてきました。今回のNHK作品の配信拡大は、こうした流れをさらに加速させるものです。Netflixは日本の放送局が長年育んできた作品を、世界190カ国の視聴者へ届け、日本が誇る素晴らしいエンターテインメント文化の発信を、さらに強く推進していきます」としている。
なお、コンテンツの有料提供について、NHKは「放送法第20条第2項第3号で定められているもので、NHKが行うことができる業務のうち、協会が放送した放送番組等を、他の事業者からの求めに応じ、有料で提供するもの」と説明。今回の配信はこの規定に基づき、適切な対価を得てコンテンツを提供する形になるという。







