ニュース
グーグル、新AIオーディオグラスを今秋発売 Geminiでナビ・翻訳・タスク
2026年5月20日 10:22
Googleは19日(米国時間)、2026年秋に発売する「オーディオグラス」のデザインを開発者会議「Google I/O」で公開した。SamsungやQualcommと共同でスマートグラスなどのプラットフォーム「Android XR」を展開しているが、本製品は新しいスマートアイウェアとして展開する。
同社のスマートアイウェアでは、音声によるサポートを行なう「オーディオグラス」と、必要な情報をグラスに表示する「ディスプレイグラス」が用意されるが、まずはオーディオグラスを2026年秋後半に発売する。
Googleは、SamsungやアイウェアブランドのGentle Monster、Warby Parkerと提携し、一日中喜んで着用できるアイウェアを開発。今年後半にGentle MonsterとWarby Parkerのフルコレクションの一部として発売する最初のデザイン2点を公開した。
「Hey Google」と声をかけるか、フレームの側面をタップすると、Geminiが起動。周囲の世界について質問したり、代わりにタスクを実行するよう依頼できる。オーディオグラスだが、カメラの撮影も可能。画面に表示を行なわないため、「オーディオグラス」と呼称している。26年中に発売する、Android XRはこちらのオーディオグラス型となる。
例えば、視界に入ったものについてGeminiに尋ねることで、通りかかったレストランの口コミを調べたり、頭上の雲の形の名前の確認、駐車標識の意味をすぐに解読するといったことが可能となる。
ナビゲーションでは、グラスが自分がいまどこに居て、どこに立っているか、どの方向を向いているかを把握し、自然なターンバイターン方式の道案内をしてくれる。Geminiはルートに立ち寄り先を追加したり、好みに基づいて近くのレストランを探したりすることも可能となる。
また、ハンズフリーでの通話に対応。スマホを手に取ることなく、通話の管理やテキストメッセージの送信が可能となるほか、Geminiが着信を逃したメッセージを要約して教えてくれる。音楽再生にも対応する。
カメラでは、写真や動画の撮影に対応。写真を撮って、「Nano Banana」を使って背景の邪魔な要素を削除したり、加工できる。「Hey Google、写真を撮って、みんなに面白い帽子をかぶせて」などで、写真から加工までを一貫して、オーディオグラスだけで行なえる。
音声とテキストの翻訳にも対応。話者の声のトーンやピッチに合わせて、音声でリアルタイム翻訳を利用したり、メニューや看板のテキストを見るだけで翻訳を聞くことができる。
また、タスクもサポート。Gemini Intelligenceがバックグラウンドで多段階のタスクを処理。スマートフォンをポケットに入れたまま、Geminiがデリバリーの「DoorDash」でコーヒーの注文を準備。利用者は、最終的な注文確認をするだけとなる。
また、Uberの配車などにも対応するなど、スマホのアプリに声をかけて、様々な操作が可能となる。新オーディオグラスは、Android/iOSスマートフォンとペアリングできる。





