ニュース

東芝メモリ事業分社化決定。新会社は「東芝メモリ」

 東芝は24日、メモリ事業の分社化を正式決定した。新会社の社名は東芝メモリ株式会社となり、3月30日の臨時株主総会で株主の承認を受け、4月1日から事業開始予定。

 社内カンパニーのストレージ&デバイスリューション社のメモリ事業(SSDを含み、イメージセンサー事業を除く)を会社分割により分社化する。1月27日に分社化方針などを説明していたが、社名や代表者などが決定。4月1日以降の代表取締役は現東芝 代表執行役副社長の成毛康雄氏が就任する。

 また、2月14日に発表したように、東芝本体の財務体質改善に向け、メモリ事業への外部資本の導入も検討している。今後速やかに手続きを開始し、2017年度のなるべく早い段階での決定を目指すという。