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左右の壁も画面に! 3面上映システム「ScreenX」。お台場に7月「パイレーツ」上陸

 東京・お台場の映画館「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」において、日本初となる3面(正面+左右側面)の映画上映システム「ScreenX」(スクリーン・エックス)が7月1日より導入される。対象作品の第1弾は、同日公開の「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」
(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

 「ScreenX」は、韓国のCJ CGVが開発した、3面マルチプロジェクションの映画上映システム。2015年に韓国で導入されて以来、アメリカ、中国はじめ世界各国108のシアターで導入されている(2017年2月現在)。

 正面のスクリーンに映像を投影するだけでなく、左右側面(壁面)にも映像を写し出すのが特徴。観客は270度の視界すべてに映画を感じられ、没入感が高まるという。作品の中で、正面のみに映像が投影されるシーンと、両側面に映像が投影されるシーンがあり、左右に広がる画面によって臨場感を高める効果があり、「映画自体の持つポテンシャルを最大限に表現することを可能にした」という。

ScreenXのロゴ
正面と左右の壁の3面を使用

 導入されるのは、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場の13スクリーン。鑑賞料金は、通常料金プラス700円(税込)となる。ScreenXの仕様に合わせて、正面のスクリーンは既存の湾曲型から、フラット型に変更。また、側面の壁も、映像を投影する部分にスピーカーや非常口の誘導灯などが無いように改修したという。

 日本初上陸となるScreenXの第1弾作品として公開される映画は、7月1日から公開される「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)に決定。日時座席指定券は、6月28日深夜0時から劇場のサイトで販売。劇場窓口では6月28日のオープン時間より販売開始される(完売次第、販売終了)。

 「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」は、孤高の海賊ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)の過去を知る最恐の敵、“海の死神”サラザール(ハビエル・バルデム)の決戦を描く最新作。オーランド・ブルーム演じるウィル・ターナーやその息子ヘンリー、そしてキーラ・ナイトレイ演じるエリザベス・スワンが登場することでも話題となっている。

「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」
(C) 2017 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

あらすじ

「ジャック・スパロウ――今度はお前が死ぬ番だ。」

孤高の海賊ジャック・スパロウの過去を知る最恐の敵、“海の死神”サラザールが解き放たれた時、海賊全滅へのカウントダウンは始まった。

ジャックがサラザールの復讐から逃れる方法はただ一つ

最後の海賊のみが見つけ出せる伝説の秘宝「ポセイドンの槍」を手に入れること。

かつてジャックと冒険を共にしたウィル、その息子ヘンリー、女性天文学者カリーナ、宿敵バルボッサなど、様々な運命が交差する中、

最後に宝を手に入れるのは誰か? そして、ジャックVS海の死神の決戦の行方は?

すべての謎が明かされる最後の冒険が、ついに幕を開ける!

パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 予告編