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4.9型IGZO液晶で幅66mmの狭額縁スマホ「AQUOS R compact」。フルHD+で高画質

 シャープは、スマートフォンのフラグシップモデル「AQUOS R」シリーズに、4.9型液晶を備えた「AQUOS R compact」を追加。また、動画再生の「バーチャルHDR」に対応した5型のスタンダードモデル「AQUOS sense」も用意。いずれも2017年冬モデルとして製品化する。

4.9型IGZO液晶で幅66mmの狭額縁スマホ「AQUOS R compact」。フルHD+で高画質 AQUOS R compact(トルマリンブラック)
AQUOS R compact(トルマリンブラック)

フルHD+解像度の「AQUOS R compact」

 AQUOSスマートフォンで初めて「IGZOフリーフォームディスプレイ」を搭載し、狭額縁設計により、4.9型画面を幅66mmのコンパクトな筐体に搭載。ディスプレイの上部内側に配置したインカメラにより、自然な目線で自撮りができるという。カラーはムーンホワイト、トルマリンブラックの2色。

4.9型IGZO液晶で幅66mmの狭額縁スマホ「AQUOS R compact」。フルHD+で高画質 AQUOS R compact(ムーンホワイト)
AQUOS R compact(ムーンホワイト)

 これまでの狭額縁デザイン「EDGEST(エッジスト)」を進化させた「EDGEST fit」を採用。4.9型で解像度は「フルHD+」(2,032×1,080ドット)という120Hz駆動対応のハイスピードIGZO液晶で、動きの激しい動画や画面スクロール時の文字の残像を抑えてなめらかに表示可能としている。また、液晶テレビAQUOSから受け継いだ高画質化技術の「リッチカラーテクノロジーモバイル」を搭載し、写真や動画をきめ細かく色鮮やかに表示できるという。

4.9型IGZO液晶で幅66mmの狭額縁スマホ「AQUOS R compact」。フルHD+で高画質 AQUOS R compactに採用している「EDGEST fit」(左)と従来の「EDGEST」(右)
AQUOS R compactに採用している「EDGEST fit」(左)と従来の「EDGEST」(右)

 同社の'17年春コンパクトモデルに比べ約2倍の演算処理と約3倍の画像表示処理が可能なハイパフォーマンスオクタコアCPUや、高速メモリ「LPDDR4X」を搭載。

 ハイスピードIGZO液晶ディスプレイのパフォーマンスを最大に引き出し、アプリの起動やデータ保存などを快適に操作できるという。

 メインカメラは焦点距離約25mm、インカメラは約23mm相当(35mm換算)の広角レンズを搭載する。メインカメラには、位相差AFとコントラストAFを組み合わせたハイブリッドAFを採用。狙った被写体を逃さず瞬時に思い通りの撮影ができるという。

バーチャルHDR対応の「AQUOS sense」

 5型/1,920×1,080ドットのフルHD IGZO液晶ディスプレイを搭載。高画質化技術のリッチカラーテクノロジーモバイルも採用し、DCI規格に対応した高い色再現性を実現している。カラーはシルキーホワイト、ベルベットブラックを用意。auから11月上旬以降に「AQUOS sense SHV40」として発売され、これら2色にオパールグリーンとミスティピンクを加えた4色展開となる。

4.9型IGZO液晶で幅66mmの狭額縁スマホ「AQUOS R compact」。フルHD+で高画質 AQUOS sense
AQUOS sense

 動画も明るく鮮やかに楽しめるという「バーチャルHDR」を搭載。本体で撮影した動画も、明部と暗部のコントラストを豊かに表現可能としている。

 本体はIPX5/IPX8防水、IP6X防塵対応。IGZO液晶の特徴を活かした独自のタッチパネルチューニングにより、風呂などで画面や指が水に濡れていても誤動作が少なくスムーズに操作できるという。