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オンキヨー、全スピーカーがワイヤレス接続の5.1chシステム

オンキヨーホームエンターテイメントは、スピーカーケーブル不要で自由にレイアウトできるとするワイヤレスのスピーカーシステム「Innovative Wireless Speaker System」をCCCグループの「GREEN FUNDING」にて3月15日より先行発売する。価格は2.1chシステムが54,800円から、3.1chシステムが69,800円から、5.1chシステムが89,800円から。実施期間は5月13日まで。

ワイヤレス伝送技術「WiSA」を利用し、複数のワイヤレススピーカーを送信機で制御することで、スピーカーケーブルを必要とせず、自由なレイアウトで設置できるとするスピーカーシステム。ワイヤレスでありながら低遅延で伝送可能で、8チャンネルの高音質音声の同時送信が可能だという。

ラインナップは、2.1chシステム、3.1chシステム、5.1chシステムの3種類。音楽系のソースが中心の2.1chシステム、ライブ演奏でボーカルを際立たせたい場合はセンタースピーカーを追加した3.1chシステム、家をライブ会場にしたい、最新サラウンド音声の入ったゲームや本格的な映画視聴には5.1chシステムを推奨している。

ラインナップ

クラウドファンディングで販売後は、センタースピーカーや、リアスピーカーを追加販売する予定。購入後のステップアップもできるとしている。

テレビと送信機の接続はHDMIケーブル1本で完了。テレビからの音声信号をロスレスで送信できるeARCを搭載し、テレビの音声をシステムのスピーカーから再生し、テレビのリモコンのボリュームで、スピーカーの音量を操作できる。

設定は、テレビと送信機の接続、各スピーカーの電源コードを接続して電源を入れる、専用アプリをスマホにダウンロード、アプリで各スピーカーを見つける、アプリの「スピーカー設定」からテスト音を聴きながら配置を確認・修正する、の5ステップで完了するため、誰でも簡単にセットアップできるとしている。

スピーカーは、適度の堅さでムラの無い密度を持つMDF材を採用。小さいながらもずっしりと重く、太く力強い音を再生するという。サブウーファーは、スリムデザインを採用、ソファの下など様々な場所に設置できる。センタースピーカーは、フロントスピーカーと同じユニットを2個搭載し、「ボーカルがテレビから飛び出すような臨場感を与える」とする。

各スピーカーは好きな場所に置いて電源コードを指すだけで利用できる。サウンドバーと異なり、各スピーカーを視聴場所によって、間隔や角度も調整できるため、好きなレイアウトで楽しめる。

サラウンド音声は「Dolby Atmos」に対応。eARCに対応しているため、Atmos収録されたBDやストリーミング放送も楽しめる。

また、GREEN FUNDINGによる販売開始に合わせて、東京・両国の「ONKYO BASE」にて開発サンプルを試聴、体験できるブースを設置する。