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オンキヨーがシイタケの栽培研究。音や振動で栽培コントロール
2021年1月21日 11:32
オンキヨーグループは日本工業大学と共同研究に関する契約締結を行ない、加振器による振動や音を利用した椎茸の栽培促進技術についての研究を実施する。オンキヨーは壁など、触れたものを振動させて音を出す加振器「Vibtone」を手掛けているが、この技術を活用したものとなる。
オンキヨーはこれまで、東京農業大学と発酵過程に加振器を使用し、直接的に振動および音を聴かせることで醸造に与える効果・効能に関する技術研究や、奈良先端科学技術大学院大学と、ストレス要因として加振器を使用した振動が与える植物成長への影響の解明を目的としたバイオサイエンス領域での共同研究を開始している。
その研究の範囲を広げ、日本工業大学 平栗健史教授、清水博幸准教授が進める落雷音による椎茸栽培促進技術の研究開発において、オンキヨーが保有する音・振動に関する知見や技術を提供。音と振動の側面から栽培をコントロールする試み。