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オンキヨー、昆虫のハネを模したスピーカー製品化。ムックの付録に

オンキヨーサウンドは、開発した「バイオミメティクス振動板」を使用したフルレンジスピーカーが、音楽之友社の月刊誌「stereo」のムック「これならできる特選スピーカーユニット2021年版」に特別付録として採用されたことを発表。ムックの出版後、OEM販売も開始する。ムックの発売日は7月19日。

「バイオミメティクス振動板」は、生物が太古から進化の中で獲得したデザインを活かしたバイオミメティクスと呼ぶ手法を採用した振動板で、2019年5月30日付で開発成功を発表していたもの。軽くて強度のあるトンボの翅の翅脈構造にヒントを得た振動板形状で共振が分散させ、貝殻の立体構造を取り入れることで、振動板の強度・剛性を高めたとしている。

これにより、単一ユニットながら広帯域をカバーする高性能化を実現しており、微細な音楽信号が埋もれることなく再現でき、自然で豊かな音楽を表現するスピーカーユニットだという。

ムックでの出版発売を皮切りに、バイオミメティクス振動板スピーカーのOEM販売を開始。後日、Webページにて詳細を公開するとしている。