DVD-R/RW普及と互換性向上を目的としたRWPPIが活動終息
-3月末で終了。9年間で国内外1,000以上の製品をテスト
3月16日発表
RWプロダクツ プロモーション イニシアティブ(RWPPI)は、DVD-R/RWの普及や互換性向上に向けて行なってきた活動を、3月をもって終了、事務局を閉鎖する。3月13日にパイオニア株式会社でファイナルミーティングを開催し、ラウンドロビンテストのStage8の結果を発表、9年間の活動の総括を行なった。
RWPPIは、2005年に13社によって設立され、録画が可能なDVD-R/RW規格に基づいた関連製品の普及を目的に活動。DVD-R/RW関連製品プロモーションでは、International CESやCeBIT、IFA、CEATECなど計18の展示会にブースを開設し、普及に向けて取り組んだ。
また、DVDメディアや機器、PCソフトなどにおける記録/再生互換性の向上を目的としたラウンドロビンテストでは、記録型DVD会議(RDVDC)との共同試験を含め8回の検証活動を実施。ディスク/機器/PCソフトメーカー54社が参加し、累計1,097モデルで2,239項目のテストを行ない、成果の発表会を国内外で11回開催した。こうした活動により、広範な環境下での記録/再生の互換性の確認と向上を図ることができたとしている。
(2009年 3月 18日)
[AV Watch編集部 中林暁]