ニュース

PS5のリモート機「PS Portal」がクラウドストリーミングに正式対応

「PlayStation Portal リモートプレーヤー」

ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は、発売中の「PlayStation Portal リモートプレーヤー」(PS Portal)向けに、PlayStation 5用タイトルをクラウドストリーミングでプレイできる機能を正式実装した。6日11時から配信されているアップデートを適用することで利用できる。

クラウドストリーミングは、有料サブスクリプション「PlayStation Plus プレミアム」(1,550円/1カ月、4,300円/3カ月、13,900円/12カ月)に加入することで利用できる。

加入者は自身のライブラリー内にあるダウンロード版の対応PS5タイトルを、PS Portal上で直接ストリーミングしてプレイできる。「アストロボット」や「グランド・セフト・オートV」、「Ghost of Yōtei」などの人気作品を含む、数千本のゲーム作品がクラウドストリーミングに対応しているとのこと。

PlayStation Plusのゲームカタログやクラシックカタログに含まれる対応PS5ゲームも、直接クラウドストリーミングが可能。

またリモートプレイとクラウドストリーミング向けの新機能として、対応タイトルで3Dオーディオが利用可能になったほか、パスコード設定、ネットワーク状態の表示なども利用できるようになった。

クラウドストリーミング向けには、ゲーム内コンテンツの購入機能、アクセシビリティ機能、フレンドから招待を受け取れる機能なども追加されている。

そのほか、今回のアップデートではホーム画面も刷新。「リモートプレイ」、「クラウドストリーミング」、「検索」の3種類のタブから選択できるようになった。

同社は「チーム一同、PS Portalにクラウドストリーミングをはじめとする新機能を実装できる日を心待ちにしながら、開発に取り組んできました。皆さんからの温かいフィードバックと熱意があってこそ実現できました。PS Portalを愛用してくださっているコミュニティーの皆さんに、心より感謝申し上げます。今後も新たなゲーム体験をお届けできるよう、開発に取り組んでまいります。引き続きご期待ください」としている。