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ヤマハ、防音室を組み込んだトレーラーハウスで体感イベント「旅する防音室」

ヤマハは、木造住宅と近い構造を持つトレーラーハウスに自由設計型防音室を組み込んだ“移動できる体験ルーム”による体感イベント「旅する防音室」を、全国各地の住宅展示場やイベント会場で開催する。

AVITECSは、「独自のパネル工法」と「認定施工店による施工」を特徴とし、楽器店を中心に30年以上にわたり展開してきたロングセラーブランド。現在は、定型タイプの「AVITECS CEFINE NS(セフィーネ NS)」と、自由設計の「AVITECS フリーシリーズ AFE」を展開。楽器演奏だけでなく、映画鑑賞やテレワーク、聴力検査など、さまざまな用途に対応している。

一方で「防音室に興味があるが体験場所がない」、「楽器演奏以外に使うので楽器店には入りにくい」、「部屋の一部を防音室にしたいが相談先が分からない」といった声も多く寄せられているという。

こうしたニーズに応えるべく、「旅する防音室」では、実際に防音室の音響空間を体感できる機会を提供。11月22日・23日の「総合住宅展示場 浜松西ハウジングセンター」(静岡県浜松市)での開催を皮切りに、今後は各地の住宅展示場やイベント会場で順次展開していく。

一般的に、小さな空間の中で心地よい音に包まれながら映画を楽しむことは難しいと思われがちだが、「旅する防音室」では、トレーラーハウス内部を2部屋に分け、1部屋ではAVITECSフリータイプと調音パネルを組み合わせることで「迫力のある音」のシアタールームを体験できる。

トレーラーハウス内部のイメージ シアタールーム(左)、リビングルーム(右)

もう1部屋は、リビングをイメージ。隣接するシアタールームからの音が部屋や屋外でどの程度聞こえるかを体感してもらうことで、防音室導入後の遮音効果をリアルにイメージできるようにした。

トレーラーハウスに組み込まれた「AVITECS フリーシリーズ AFE」は、独自の防音技術により、壁・天井・床のそれぞれに工夫を施し、どの部屋でも高い防音効果を発揮。遮音レベルは3段階、音場レベルは2段階から選択でき、組み合わせにより用途や環境に合わせた最適な音響空間を実現できる。

自宅で自由に楽しめるホームシアター
さまざまな楽器を存分に演奏できる空間

部屋に合わせて0.5帖から30帖までミリ単位でのカスタマイズにも対応。マンション特有の柱や梁を避ける形で組み立てることも可能で、限られた空間を有効に活用できる。

また、防音室の商品に関することのほか、さまざまな楽器や建築に関する知識も豊富な専任スタッフが対応し、最適なプランを提案する。「趣味の音楽制作に適した仕様は?」「自宅でどの程度の防音が必要?」といった疑問にも応えるという。

自分仕様の没入感の高いゲーミングルーム
周囲の音を遮音、よりクリアな音質で配信

    【直近のイベント情報】
  • 総合住宅展示場 浜松西ハウジングセンター
    日時:11月22日(土)、23日(日) 両日ともに10時〜16時
    場所:静岡県浜松市中央区東伊場2-11-3