◇ 最新ニュース ◇
【Watch記事検索】

マランツ、SACD/アナログ出力にもこだわったBDプレーヤー

−57万7,500円。HDMIで映像/音声分離出力可能


UD9004

7月下旬発売

標準価格:57万7,500円

 株式会社マランツ コンシューマー マーケティングは、Blu-ray Discビデオの再生にも対応した、SACD/BDプレーヤー「UD9004」を7月下旬に発売する。価格は57万7,500円。カラーリングはブラックのみ。

 同社ユニバーサルプレーヤーのフラッグシップモデル。BDプレーヤーとしての性能追求だけでなく、SACDプレーヤーとしての性能やアナログ出力性能も追求したのが特徴。再生可能なメディアはBDビデオ、DVDビデオ、DVDオーディオ、BD-R/RE、DVD±R/RW、SACD、CD。さらに、SD/SDHCカードスロットも備えている。SACDはマルチチャンネルにも対応し、アナログ7.1ch音声出力も装備する。

 BDプレーヤーとしては、ドルビーTrueHDやDTS-HD Master AudioなどのHDオーディオ信号を、HDMI端子からビットストリーム出力可能。BDビデオのオプション音声フォーマットである24bit/192kHzのリニアPCM 6ch出力にも対応している。また、BD-Live(Profile 2.0)に対応。PinP(子画面表示/BONUSVIEW)にも対応する。

 HDMI出力は2系統用意しており、音声信号と映像信号を独立して出力することが可能。デノンの「DVD-A1UD」で採用されているDENON LINK 4thのような対応AVアンプと組み合わせてジッタ低減伝送を行なう機能は備えていないが、音声/映像信号の相互干渉を排除することで、高品位な伝送ができるという。なお、2系統のHDMI出力に音声と映像を同時出力することもできる。

 SDカード内に保存されたMP3/WMA、JPEG静止画の再生に対応するほか、DivX Ver.6ファイル、AVCHD動画の再生もサポートしている。

カラーはブラックのみ 背面

 デコーダには、アナログデバイセズの32bitフローティングポイント型DSPを採用。HDMIの映像出力は1080/24pに対応。ビデオ回路にはSilicon Optixの「REALTA」を備え、10bitでのI/P変換とスケーリング処理が可能。デジタルノイズリダクション機能や、輪郭補正を行なうエンハンス技術も搭載。ターゲットとなる画素の周辺から、合計9画素のデータをサンプリングし、自然で画質劣化のないエンハンス処理を行なうという。

 映像用DACはアナログデバイセズ製、14bit/297MHz。ビデオ信号のS/Nを改善するNSV(ノイズ・シェープド・ビデオ)技術も導入している。なお、HDMI端子とコンポーネント端子から、同時にハイビジョン解像度の出力ができ、マルチディスプレイ環境にも対応可能。出力解像度は480p/720p/1080iに対応している。

 アナログ音声出力回路には、SACDプレーヤーで培った技術を投入。4枚基板で構成し、音質にこだわったパーツをレイアウト。さらに、オリジナルの高速電圧増幅モジュール「HDAM」、「HDAM-SA2」をハイブリッドで使用しており、低歪、ローノイズ、ハイスピード化を徹底したという。なお、2chアナログ専用出力にはXLRのバランス端子を採用しており、アンプへのバランス伝送にも対応する。

 音声DACには、旭化成エレクトロニクス製の32bit/216kHz対応「AK4399」を採用。PCM/DSDの両方に対応し、全チャンネル、合計6個使用している。ピュアダイレクト機能も備え、音楽再生時に映像回路のOFF、ディスプレイ回路のOFF、映像とディスプレイの両方の回路をOFFの、3モードが選択可能。干渉を低減し、より高品位な音楽再生ができるという。

 ドライブ部には新開発のオリジナルメカモジュールを採用。亜鉛ダイキャストメカニズムケースと、2層のスチールトップカバーで構成しており、制振性、静粛性、読み取り精度を高めている。

エンブレムが映えるドライブ部 シャーシを構成する鋼板には銅メッキ処理を施している アナログ音声出力回路には4枚基板を使い、高音質パーツをふんだんに配置している

 電源回路、映像回路、音声回路をそれぞれ独立させた、3BOX構造のシャーシを採用。シャーシを構成する鋼板には銅メッキ処理を施し、ノイズを低減。トロイダルトランスも銅メッキシールドケースで覆っているほか、インシュレータも純銅の無垢材からの削り出し。筐体各部のネジにも銅が使われている。3ピース構成を特徴とするM-1デザインを採用しており、トップカバーも3ピース構成とし、共振やノイズを低減させている。

 付属リモコンはアルミトップ仕様。出力端子はHDMI×2、コンポーネント×1、コンポジット×1、S映像×1、アナログ音声出力(XLRバランス)×1、7.1ch出力(RCA)×1を用意。光デジタル、同軸デジタル音声出力も各1系統備えている。S/N比は125dB。全高調波歪率は1kHz 0.0008%。ダイナミックレンジは110dB。消費電力は80W。外形寸法は440×409×163.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は19.2kg。

インシュレータも純銅の無垢材から削り出し トランスも銅メッキシールドケースで覆っている ネジも銅製
付属の電源ケーブル リモコンはアルミトップ仕様 SA-7S1(上段中央)など、他モデルと並べたところ

(2009年 6月 12日)

[ AV Watch編集部 山崎健太郎]



00
00  AV Watchホームページ  00
00

Copyright © 2016 Impress Corporation. All rights reserved.