radiko.jpの実用化試験配信を11月末まで延長
-実用化に向けた課題解決のため
8月13日発表
IPサイマルラジオ協議会は13日、地上波ラジオのIPサイマル配信実用化試験配信「radiko.jp」の実用化試験配信期間を3カ月延長し、11月末まで実施すると発表した。
radiko.jpは、IPサイマルラジオ協議会が実施している地上波ラジオのIPサイマル配信実用化試験配信。PC用のサービスが3月にスタートし、8月31日までの実用化試験と位置付けていた。
当初は9月以降の実用化を目指していたものの、同協議会では「この試験配信中に発生した様々な課題や、実用化に向け取り組むべき事案が発生している」として、当初予定から3カ月間の実用化試験配信期間延長を決定したという。
しかし現在でも、週間のべ聴取者数は300万人を数え、アンケートにおいても99%の人がサービスの継続を希望しているため、同協議会では、「こうしたリスナーの期待に応えるためにも、当サービスを継続させていきたいと考えている」としている。
(2010年 8月 16日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]