Wii向けの動画配信サービス「Wiiの間」が4月30日で終了

-開始後3年で「ひとつの区切り」。累計ユーザー811万人


動画配信の画面(2009年の開始時のもの)

 任天堂のゲーム機・Wii向けに展開されている動画配信などのサービス「Wiiの間」が、開始から3年となる4月30日で終了する。

 Wiiの間は、「スポンサー企業の商品やサービスに関する情報を、映像やサンプル体験を通してお茶の間にお届けする、新しいスタイルの広告サービス」として2009年5月1日にスタート。

 その後、同11月に映画やアニメなどの有料コンテンツを配信する「ホームシアター」(開始時の名称はシアターの間)、2010年11月にはショッピング機能を追加。ソフトのダウンロード数は累計449万、累計ユーザー数は811万人を超えたという。

 終了にあたり、「サービスをご利用いただいている皆様、また関係者の皆様には誠に申し訳ございませんが、スタートから三年が経過する4月30日をひとつの区切りとして、サービスを終了させていただきます」とコメントしている。

 3月3日からは、終了に向けたプレゼントキャンペーン「ありがとうの間」を開始。Wiiの間卓上カレンダー(10,000名)など、Wiiの間オリジナルグッズを用意する。期間は4月30日まで。



(2012年 2月 21日)

[AV Watch編集部 中林暁]