ソニー、サウンドモードを強化した9型ポータブルDVD

9型「DVP-FX980」(左)と7型「DVP-FX780」(右)

　ソニーは、ポータブルDVDプレーヤーの新モデルとして、9型液晶を搭載した「DVP-FX980」と、7型の「DVP-FX780」を6月22日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はDVP-FX980が27,000円前後、DVP-FX780が17,000円前後。

　カラーは、9型のFX980がブラックのみで、7型のFX780はホワイト、ブラック、ブルー、ゴールド、ピンクの5色をラインナップする。

DVP-FX980	DVP-FX780のホワイト	DVP-FX780のブラック

DVP-FX780のブルー	DVP-FX780のゴールド	DVP-FX780のピンク

　それぞれ9型/7型の液晶を備えたポータブルDVDプレーヤー。解像度は9型モデルが800×480ドット、7型モデルが480×234ドット。

　上記以外の仕様はほぼ共通。従来モデルからの変更点は、独自のサウンドモードを改善したこと。モードはシアターのような広がりを持つ「ダイナミックサラウンド」、迫力を強調する「ダイナミック」、声の聞き取りやすさを向上する「クリアボイス」、「スタンダード」の4種類で、これらの見直しにより、サラウンド効果をアップさせたという。このモードはこれまで9型モデルのみ搭載していたが、今回からは7型にも採用された。

操作部

　再生対応フォーマットも共通で、DVDビデオのほか、DVD±R/RW(2層、8cmメディア含む)、CD-R/RWの再生に対応。デジタル放送を記録したCPRM対応ディスクや、JPEG静止画/MP3楽曲を記録したディスクも再生可能。高速サーチや、10秒送り/30秒戻し、A-Bリピート再生も行なえる。なお、AVCHD/AVCRECディスクの再生には非対応。USB端子を備え、USBメモリに保存したJPEG/MP3再生も可能となっている。

　コンポジット映像/アナログ音声の出力端子やステレオミニのヘッドフォン出力を装備。バッテリを内蔵し、連続再生時間は9型が約5時間、7型が約4時間。充電時間はそれぞれ連続再生時間と同じ。ACアダプタ(100V～240V対応)のほか、カーバッテリアダプタも付属する。消費電力はスピーカー使用/バックライト最大時で9型が約7.5W、7型が約6.5W。待機時はいずれも約0.1W。

　外形寸法と重量は、9型が約236×170×44mm(幅×奥行き×高さ)、約0.96kg。7型は約200×155×42.5mm(同)、約0.78kg。9型モデルにはワイヤレスリモコンも付属する。

ディスクトレイオープン時	液晶を閉じたところ	側面の端子部