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ジャパンディスプレイ、5.2型のフルHD有機ELを開発

白色OLED方式で精細度423ppi

5.2型のフルHD有機ELディスプレイ

 ジャパンディスプレイは、5.2型のフルHD/1,920×1,080ドット有機ELディスプレイを開発した。

 サイズは5.2型で解像度は1,920×1,080ドット。精細度は423ppi。表示方式はカラーフィルタを組み合わせた白色OLEDで、画素構成はRGBW。

 昨今のスマートフォンでは、フルHD液晶ディスプレイが上位製品の主流になってるが、有機ELでもフルHD対応を実現するべく開発したもの。同社では、2012年9月に白色OLED方式で、4.5型/1,280×720画素、326ppiの有機ELディスプレイの開発に成功していたが、更なる高精細化に取り組み、今回、423ppiの精細度を実現したという。

 同社の高精細LTPS技術や白色OLED技術、駆動技術の結晶として実現。引き続き、国内の材料メーカーや設備メーカーと連携し、量産に向けての課題に取り組んでいくとしている。

(臼田勤哉)