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明日開催「春のヘッドフォン祭 2013」見所ピックアップ
Shure「SE846」やKEFヘッドフォン試聴。DSDのLAN再生も
（2013/5/10 20:29）
東京・中野にあるAV機器の専門店フジヤエービックのデジタルスタイルショップが主催する「春のヘッドフォン祭 2013」が明日、5月11日の土曜日に開催される。時間は10時30分～18時30分。会場は、東京・外苑前駅近くの「スタジアムプレイス青山」。
各社がこのイベントに合わせ、新製品を発表しており、会場ではそれらが体験できるほか、イベントでの新製品発表なども予定されている。ここではイベントの見どころをピックアップする。なお、詳細や発表会スケジュールの最新情報などは公式サイトを参照のこと。
発表会関係
9階の901では、各社の新製品発表が行なわれる。11時から発表会を行なうのはアユートで、iriverのポータブルオーディオブランド「Astell&Kern」の新ハイレゾプレーヤー「AK120」をお披露目する。デュアルDAC搭載のハイエンドプレーヤーで、製品の概要は9日に発表された通りだが、詳細や新情報などにも期待がかかる。なお、ブース展示(7FホールB 11番)も予定されている。
13時30分からは、ティアックが発表会を開催。さらに、16時からは、タイムロードが5月11日よりオーストラリアのヘッドフォンメーカー・Audiofly(オーディオフライ)の製品を発売する事に合わせ、AudioflyのCEO、Dave Thompson氏によるプレゼンテーションが予定されている。
10階のHiFiMANブースでは、ハイレゾプレーヤー「HiFiMAN HM-901」の発表講演会を開催。1回目は12時30分から、2回目は16時からの予定。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130509_598632.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130425_597494.html
注目の展示
●KEF
海外発表していた、ヘッドフォン「M500」と、耳掛け型イヤフォン「M200」を日本初披露。ヘッドフォンのフレームにはアルミ合金を使用し、ユニットは40mm径。耳掛け型は低音用に10mm径、中高域用に5.5mm径の、2つのダイナミック型ユニットを内蔵している。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130425_597465.html
●タイムロード
ULTRASONEのハイエンドヘッドフォン「editionシリーズ」の新モデル「edition12」(7月発売/価格未定)が登場予定。前述のAudiofly製品は、10階のオフィスルームに全製品全色を揃えるという。また、デザイン性の高いフランスの新メーカー・AEDLEのヘッドフォンも用意。さらに、8階ホールBで開催するイベントにおいて、国内未発売のAprilMusicのプリメイン「Ai700」、CHORDのネットワークプレーヤー「DSX1000」も登場する。
http://www.timelord.co.jp/blog/news/13050/
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130426_597659.html
●完実電気
8階Aルームの完実電気ブースでは、Shureの3ウェイ4ドライバ搭載、カナル型ハイエンド「SE846」が披露。試聴会も実施する。ただし、試聴にはShureブースで配布する整理券が必要。詳細は完実電気のページにて。
さらに、MONSTERの初公開新製品や、beats by dr.dreの新ノイズキャンセルヘッドフォン「beats executive」なども用意。ラトックシステムのコーナーでは、発表されたばかりの新製品に加え、「とんでもない隠し玉」も用意されるという。
オルトフォンジャパンでは、ポータブルタイプのヘッドフォンアンプ「MH-dQ7」を発表。フルテックも、初の密閉型ヘッドフォン「H118」など、各種新製品を取り揃える。
http://www.kanjitsu.com/kanjitsu/news/201305023885.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130422_596878.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130325_592979.html
●FitEar
カスタムイヤフォンのユニバーサルモデル第3弾「Fitear Parterre」がイベントでデビュー予定。バランスドアーマチュアのマルチドライバで、「担当する周波数レンジを完全に独立させるアコースティックフィルタ&ネットワークにより、澱みの無いピュアで伸びやかな音質を実現する」という。
http://www.fujiya-avic.jp/blog/?p=9534
http://fitear.jp/music/sp/parterre.html
●カナルワークス
5月11日から受注を開始するカスタムイヤフォンの新製品、2ウェイ2ドライバの「CW-L12」、3ウェイ6ドライバの「CW-L51a」を出展予定。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130507_598333.html
●サエクコマース
韓国の有力ユニットメーカー・ダイナミックモーションが開発したイヤフォン「RM-8008(仮)」を参考出展。11月1日発売予定、1万円前後という製品で、共振を防ぐエッグ型ドライバーユニット(楕円型振動板)や、ダイナミック型ながらBAに近い特性をもたせる振動板製造方法を持っているという。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130510_598906.html
●スフォルツァート
ハイレゾ再生に対応したネットワークプレーヤーで、ネットワーク経由でのDSDのネイティブ再生にも対応した新製品「DSP-03」を出展。DSDファイルを保存したバッファローのNASと組み合わせて、再生デモを行なう。
既報の通り、バッファローは米PacketVideoと協力し、DSDのオーディオファイルをDLNAに準拠した方式で配信できるNASを試作。2013年内に発売予定のNAS新製品に、順次DSD配信機能を搭載する予定。
http://www.sfz.co.jp/DSP-03.html
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130508_598465.html
●ファイナルオーディオデザイン
レトロデザインのヘッドフォン2モデルを参考展示予定。
http://www.fujiya-avic.jp/blog/?p=9665
●テックウインド
米Westoneのイヤフォン新製品「Adventure Series(ADV Series Alpha)」の試聴展示実施。6月の発売を予定しており、店頭予想価格は25,000円前後。「Up & Over」と呼ばれる独自機構とStarチップにより、装着感を向上した点が特徴。生活防水仕様となっている。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20130510_598846.html
●ラックスマン
USB DACの「DA-06」と、バランス駆動対応ヘッドフォンアンプ「P-700u」の試聴環境を用意しているほか、発売予定はない実験仕様として、「P-700u」をモノラルヘッドフォンアンプに改造したものを参考展示。2台のモノラル仕様「P-700u」を使って、1台のバランス接続ヘッドフォンを試すことができる。
http://blog.luxman.co.jp/archives/2013/05/2013.html
●ミックスウェーブ
米CEntranceのDAC内蔵ポータブルアンプ「HiFi-M8」を参考展示。 Beat Audioのケーブル「Oslo II」や、ALO AudioのUSBケーブル「Green Line USB」などを展示予定。
https://www.facebook.com/Mixwave.fan
●音茶楽
ブースにて、新製品のイヤフォン「Flat4-玄(くろ)」を展示。10mm径のダイナミック型ユニットを水平対向で配置し、振動をキャンセルして深い低音を実現するという「Flat4(Full-range 2-element 4-way effect)」を採用。共振を抑制する事で、音質を高めたという。