ニュース

GENELEC、小型モニタースピーカー「8000シリーズ」の10周年限定モデルを受注開始

 オタリテックは、フィンランド・GENELECのニアフィールドモニタースピーカー「8000シリーズ」の10周年を記念した限定モデル「8020CXM」と「8030BXM」の注文受付を開始した。注文の1次締め切りは9月25日、2次締め切り(最終)は10月24日。価格(1台)は、8020CXMが79,000円、8030BXMが110,000円。受注生産のため、注文を受けてから届くまで1~2カ月が必要。

シルバーのエンクロージャと、グリーンのウーファ用グリルのツートンカラーを採用した限定モデル

 2004年に製品化された2ウェイのアクティブモニタースピーカー「8000シリーズ」の10周年を記念し、既発売の「8020CPM」と「8030BPM」のカラーなどを変更した特別モデル。エンクロージャはアルミニウム材がむき出しのマットな仕上げで、ウーファのグリルの部分をグリーンにペイントしたツートンカラーの配色とした。これらのモデルは7月25日に製品化が発表され、それぞれ「8020 RAW」、「8030 RAW」と呼ばれていた。

 いずれも、2ウェイユニットとバイアンプを内蔵し、丸みを持ったエンクロージャのMDE(Minimum Diffraction Enclosure)により音の回折現象を抑制し、フラットな特性を獲得。また、 DCW(Directivity Control Waveguide)を採用し、壁の反射などを含めた周波数特性の変化を防ぎ、広いリスニングエリアを実現したという点などが特徴。入力端子はアナログのXLRバランスが1系統。

 両モデルは本体やユニットのサイズ、アンプ出力などが異なる。8020は105mm径ウーファと19mm径ツイータを装備。アンプ出力は低域/高域それぞれ20W。外形寸法は151×142×226mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.7kg。8030は、130mm径ウーファと19mm径ツイータを備え、アンプ出力は低域/高域それぞれ40W。外形寸法は189×178×285mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.6kg。

(中林暁)