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パイオニア、DSD/バランス対応ネットワークオーディオ「N-70A」を欧州で11月発売

 パイオニアは、ネットワークオーディオプレーヤーの新モデル「N-70A」と「N-50A」を欧州で11月に発売する。価格は、N-70Aが1,299ユーロ、N-50Aが599ユーロ。ドイツ・ベルリンで9月5日〜9月10日(現地時間)に開催されている「IFA 2014」に出展している。

N-70A(下段)

 いずれも、NAS(LAN HDD)に保存したFLAC/WAV/AIFF/Apple Lossless(ALAC)やDSDなどのハイレゾを含む音楽ファイルを、DLNA経由で再生できるネットワークオーディオプレーヤー。DSDは2.8/5.6MHz、FLAC/WAV/AIFFは最高192kHz/24bit、ALACは96kHz/24bitに対応する。アップルのAirPlayもサポートする。

 既発売モデルの「N-50」や「N-30」に比べ、DSD再生や、液晶ディスプレイのサイズ拡大などを含む様々な機能強化を行なっている。N-70Aはバランス出力やヘッドフォンアンプも搭載している。

 USB DACとしても利用でき、パソコンとの接続によりアシンクロナス転送でハイレゾ楽曲などを高音質で再生可能。384kHz/32bitのDXDファイルもサポートする。デジタル入力は、USBに加え光/同軸デジタルも備える。

N-50A(中段)
N-70A(右側の下段)とN-50A(左側の中段)

 N-70AとN-50Aの大きな違いはDACチップ。N-70AはESS製の「Sabre22 ESS9016」を左右チャンネル用に合計2基搭載。N-50AのDACもESS製だが、「ESS9011S」を2基備える。また、N-70Aはヘッドフォンアンプも備え、前面にヘッドフォン出力とヘッドフォンのボリュームノブも装備する。

 両機種ともアナログRCAのアンバランス出力を備えるほか、N-70AはXLRのバランス出力も装備。N-70Aはノイトリック製のXLA/RCA端子端子を使用している。N-70Aは、デジタルフィルタをユーザーの好みに応じて調整することも可能。

 また、DACが同期する際のロックレンジ精度もユーザーが調整可能。ロックレンジを広く設定すると、ロックしやすくなるが、ジッタノイズを多く受けてしまう。ユーザーが音切れが起こらないギリギリまでロックレンジを狭くすることで、より高音質な再生が追求できる機能となる。

 USB端子は前面と背面に備え、前面USBはiPhone/iPodの接続も可能。前面には3.5型の液晶ディスプレイを搭載し、アルバムアート表示も行なえる。iOS/Androidアプリ「CntrolApp」からのリモコン操作にも対応する。

N-70Aの前面ディスプレイ部
標準ヘッドフォン出力とボリュームノブも装備
N-70Aの背面

 なお、IFA 2014のパイオニアブースには、その他にも新製品としてUSB DAC/ヘッドフォンアンプの「U-05」や、DSD 2.8MHzなどハイレゾ音源のDLNA再生にも対応したコンポ「X-HM82」、ネットワークプレーヤー「N-P01」を含むコンパクトコンポ「P2」シリーズなどを出展している。

日本でも発売されたUSB DAC/ヘッドフォンアンプのU-05は、欧州でも9月に発売
X-HM82は、9月発売で、デジタルラジオのDABチューナ搭載モデルなどを用意
「P2」コンパクトコンポ。中段がネットワークプレーヤーの「N-P01」

(中林暁)