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ギブソン、“レスポール”をテーマとしたモニタースピーカー。約15万円から

 ギブソンは、エレキギター“ギブソン・レスポール”の生みの親で、マルチトラック・テープレコーダーの開発者でもあるレス ポール氏をテーマとした、モニタースピーカー「Gibson Les Paul Reference Monitors」を5月末に発売する。価格はペアで、4インチウーファの「GSLP4」が148,000円、6インチの「GSLP6」が198,000円、8インチの「GSLP8」が248,000円。

左から「GSLP6」、「GSLP8」、「GSLP4」

 生誕100周年を迎えたレス ポール氏。「その歩みを尊重し、音楽の創造性と情熱を追求した」というモニターシリーズ。いずれも2ウェイで、アンプを内蔵したアクティブタイプ。筐体の素材は15mm厚のMDF。サンバーストの2ピースリアルメイプルアーチドトップ仕上げを施している。いずれのモデルもCherry、Cherry Burst、Tobacco Burstのカラーバリエーションを用意する。

「GSLP4」のCherry
「GSLP6」のCherry Burst
「GSLP8」のTobacco Burst

 3機種とも、「Diamond-like carbon-coated」を施した1インチのチタンのドームツイータを採用。ウーファには3層構造のノンウォーベンカーボン振動板を使っている。ウーファのサイズは「GSLP4」が4インチ、「GSLP6」が6インチ、「GSLP8」が8インチ。

2月に開催されたイベント「CES Unveiled Tokyo」で参考展示されたもの

 オリジナル設計のデジタルアンプを搭載。出力は「GSLP4」が103W、「GSLP6」が247W、「GSLP8」が247W。再生周波数帯域とクロスオーバー周波数は、「GSLP4」が55Hz~47kHzで2.4kHz、「GSLP6」が37Hz~47kHzで2.7kHz、「GSLP8」が31Hz~47kHzで2.5kHz。バス/トレブルの調整も可能。

 入力端子は、アナログRCA、TRSバランス、XLRバランスの3系統。外形寸法と重量は「GSLP4」が166×241×258mm(幅×奥行き×高さ)で4.8kg、「GSLP6」が230×300×356mm(同)で8.2kg、「GSLP8」が306×350×472mm(同)で13.8kg。

「GSLP6」の背面

(山崎健太郎)