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東芝、レコーダ録画番組の持ち出し視聴が可能なSeeQVault対応microSDとリーダー
(2015/6/12 12:40)
東芝は、レコーダに録画した番組を持ち出して、スマートフォンやパソコンなどで視聴できるSeeQVault対応のmicroSDカードと対応カードリーダー/ライターのセット「MSV-RWシリーズ」を、6月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、microSDが16GBの「MSV-RW16GA」が3,980円前後、32GBの「MSV-RW32GA」が7,480円前後。
著作権保護のSeeQVault(SQV)に対応したmicroSDカードの第2世代モデルと、USBを備えたSQV対応microSDカードリーダー/ライター「ADP-HS01」のセット。なお、カードリーダー/ライターのみの別売予定は無い。
東芝の「レグザサーバー」や「レグザブルーレイ」など、SQV対応レコーダの録画番組をmicroSDにHD画質のままで書き出して、外出先でもスマートフォンなどで視聴可能になる。パソコン接続用のUSB A端子を備えるほか、本体を分離するとmicroUSB端子が現れ、Androidスマートフォンと接続可能。再生には、Google Playで無償公開されているピクセラ製アプリ「SeeQvault プレーヤー」を使用する。なお、端末がMPEG-4 AVC/H.264映像とAAC音声の再生に対応していることが必要。アプリの動作確認済み端末は、ピクセラのWebサイトに掲載されている。
パソコンにカードリーダーを接続して再生することも可能。dynabook'15年夏モデル「Tシリーズ」(T95/75/55/45)はSQVにも対応したSDカードスロットを装備しているため、録画番組を転送したmicroSDカードにSDカードアダプタを装着すると、USBリーダー不要で再生できる。
SQV対応microSDカードのスピードクラスはClass 10(第1世代モデルはClass 4)で、UHSスピードクラス1。カードリーダー/ライターの連結時の外形寸法は26×59×7.9mm(縦×横×厚さ)、重量は約12g。