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オンキヨー、ラックに横置きできる薄型サブウーファ

高効率デジタルアンプ内蔵で28,300円の「SL-T300」

 オンキヨーは、横置きも可能なアクティブサブウーファ「SL-T300」を8月上旬に発売する。価格は28,300円。カラーはブラック(B)。

SL-T300(横置き時)

 発熱量が少なく高効率なデジタルアンプを採用し、ラックなどにも設置できるように薄型化したサブウーファ。縦置きと横置きの両方に対応し、横置き時の高さは144mm。最大出力は95W(4Ω)。

 自社設計の16cm径ウーファユニットを搭載。細長いスリット状のダクトにより空気の圧力を高め、スピード感ある重低音再生を実現する独自技術「AERO ACCOUSTIC DRIVE」も装備。デジタルアンプとの組み合わせにより、明瞭でスピード感のある重低音再生を実現したという。

縦置き時

 サブウーファプリアウト付きのミニコンポなどと接続する場合に、スピーカーに応じてハイカット周波数を調整して、低域から高域までの自然なつながりを可能にする可変式ハイカットフィルタ(50~200Hz)も備える。カットオフフィルタ200Hz時の周波数特性は30Hz~300Hz。

 消費電力は35Wで、スタンバイ時は0.5W以下。入力信号が入ると自動で電源が入り、無信号が続くとスタンバイ状態になるオートパワーオン/スタンバイ機能を搭載する。

 エンクロージャはMDF製で、防磁設計ではない。横置き時の外形寸法は435×377×144mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.4kg。接続用のピンケーブル(3m)や、縦置き用クッション、目隠しラベル×4が付属する。なお、ラックの中や上に設置して、振動でラックや他の機器が共振したり異音が発生した場合は、設置位置を変えるか、音量を下げるよう案内している。

(中林暁)