任天堂、4.2型に大画面化した「ニンテンドー DSi LL」

-11月21日発売で2万円。視野角拡大。内蔵ソフト増加


ワインレッド。白い点線はDS Liteの画面サイズを示したもの
(C) 2009 Nintendo

11月21日発売

標準価格:2万円

 任天堂株式会社は、新携帯ゲーム機「ニンテンドー DSi LL」(ディーエスアイ エルエル)を11月21日に発売する。価格は2万円。カラーはダークブラウン、ワインレッド、ナチュラルホワイトの3色。

カラーはダークブラウン、ワインレッド、ナチュラルホワイトの3色
(C) 2009 Nintendo
ナチュラルホワイトとダークブラウンを開いたところ
(C) 2009 Nintendo
 最大の特徴は、液晶ディスプレイを大型化した事。発売中のDS Lite(16,800円)は3型、DSi(18,900円)は3.25型だが、DSi LL(20,000円)は上下ともに4.2型のディスプレイを採用している。また、「まわりに集まった家族や友人達が、隣でプレイを見ていても画面が見やすいよう、視野角がぐっと広くなった」(任天堂)という。

 筐体サイズは91.4×161×21.2mm(縦×横×厚さ)と、DSi/DS Liteと比べて大型化。付属のタッチペンは長さ約96mmのものと、129.3mmの太いタイプの、2種類を同梱。短い方のタッチペンは本体に収納できる。「普通のペンに近い長さを用意し、タッチパネルへの文字入力も一層便利になる」(任天堂)としている。

 また、内蔵ソフト「DSiウェア」も充実。DSiの2009年秋以降出荷モデルには「ニンテンドーDSiブラウザー」、「うごくメモ帳」がプリインストールされているが、DSi LLではそれに加え、「ちょっと脳を鍛える 大人のDSiトレーニング 文系編」、「ちょっと脳を鍛える 大人のDSiトレーニング 理系編」、「明鏡国語 楽引辞典」も収録する。

 他機種との仕様比較は下表の通り。使用時間ものびている。デジタルカメラ機能やミュージックプレーヤーの装備など、そのほかの機能はDSiとほぼ同じ。


【主な仕様】
 ニンテンドー
DSi LL
ニンテンドー
DSi(参考)
ニンテンドー
DS Lite(参考)
液晶4.2型×2
(TFT、26万色表示)
3.25型×2
(TFT、26万色表示)
3.0型×2
(TFT、26万色表示)
対応ソフトニンテンドーDS専用ソフト
ニンテンドーDSi専用ソフト
ニンテンドーDsiウェア
ニンテンドーDS専用ソフト
ニンテンドーDSi専用ソフト
ニンテンドーDsiウェア
ゲームボーイアドバンス専用ソフト
ニンテンドーDS専用ソフト
入出力端子DSカードスロット
SDカードスロット


ACアダプタ
ステレオヘッドフォン/マイク
DSカードスロット
SDカードスロット


ACアダプタ
ステレオヘッドフォン/マイク
DSカードスロット
ゲームボーイアドバンス
カートリッジスロット

ACアダプタ
ステレオヘッドフォン/マイク
充電時間約3時間約2時間30分約3時間
電池継続時間最低輝度:約13~17時間
低輝度:約11~14時間
中輝度:約9~11時間
高輝度:約6~8時間
最高輝度:約4~5時間
最低輝度:約9~14時間
低輝度:約8~12時間
中輝度:約6~9時間
高輝度:約4~6時間
最高輝度:約3~4時間
最低輝度:約15~19時間
低輝度:約10~15時間

高輝度:約7~11時間
最高輝度:約5~8時間
内蔵ソフトニンテンドーDSiブラウザー
うごくメモ帳

ちょっと脳を鍛える
大人のDSiトレーニング 文系編

ちょっと脳を鍛える
大人のDSiトレーニング 理系編

明鏡国語 楽引辞典
ニンテンドーDSiブラウザー
うごくメモ帳
外形寸法
(横×縦×厚さ)
161.0×91.4×21.2mm137.0×74.9×18.9mm133.0×73.9×21.5mm
タッチペン
(長さ)
約129.3mm
約96mm
約92mm約87.5mm
重量
(バッテリ、タッチペン含む)
約314g約214g約218g
価格20,000円18,900円16,800円


(2009年 10月 29日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]