パナソニック、64/48GBのSDXCカード。64GB 実売64,000円

-AVCHD/フルHDで8.5時間記録。USBリーダー付属


64GB/48GBのSDXCカード

2月19日発売

標準価格:オープンプライス


 パナソニックは、SDメモリーカードの新規格「SDXCメモリーカード」2製品と、USB接続のSDXC対応カードリーダー/ライターを2月19日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は下表の通り。

製品容量型番店頭予想価格
SDXCカード
(リーダー/ライター付属)
48GBRP-SDW48GJ1K49,000円前後
64GB RP-SDW64GJ1K64,000円前後
SDXCカード対応リーダー/ライターBN-SDCLP35,000円前後

 32GB以上の容量に対応し、将来的に2TBまで大容量化できるというSDXC規格に準拠した、メモリーカードの48/64GBモデル。従来のSD/SDHCカードとは異なるexFATのファイルシステムを採用しているため、対応リーダー/ライターのみで使用可能。同社AVCHDビデオカメラ「HDC-TM60/70」や、三洋のXacti「DMX-CS1」などが対応している。なお、今回発売される48/64GBモデルにはUSB接続の対応リーダー/ライターも付属する。

 SDスピードクラスはClass10に対応し、最大転送レートは22MB/sec。同社のハイビジョンムービーカメラにおいて「HAモード」(フルHD/約17Mbps)で撮影した場合、48GBでは約6時間20分、64GBでは約8時間30分記録できる。48GBモデルであれば、50GBの2層BDメディアに編集することなくそのまま保存できるとしている。

USB接続の対応カードリーダー/ライター。48/64GBカードに同梱されるほか、単体でも販売

 カードに付属するリーダー/ライターは単体でも発売。パソコンとUSB 2.0で接続し、カードの読み出し/書き込みが行なえる。64GBまでのSDXCカードやSD/SDHCカードに対応し、microSD/SDHCを変換アダプタ無しで挿入可能。なお、miniSDカード利用時はアダプタが必要となる。対応OSはWindows XP/Vista/7。

 SDメモリーカード規格のVer.3.0で定義される高速バスインターフェイス「UHS-I」に対応し、最大40MB/secの高速転送に対応する。CPRMの著作権保護をサポートし、DIGAや携帯電話で録画したワンセグ動画などをパソコンへ転送できる。

 リーダー/ライター本体をパソコンへ直挿しできるほか、約14cmの延長ケーブルも付属。外形寸法は42×74×12.5mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約24g。



(2010年 1月 20日)

[AV Watch編集部 中林暁]