マランツ、BDプレーヤーでソフト再生の不具合などを修正
-「UD9004/8004」が対象。24p出力できない問題も改善
2月10日発表
マランツ コンシューマー マーケティングは10日、Blu-ray Discプレーヤーの「UD9004」と「UD8004」のファームアップデートを行なうと発表した。
改善される内容は、一部のBDビデオソフト再生時の不具合や、CEC通信機能、DVDオーディオ再生時の問題など。アップデートは、本体をインターネットに接続して行なう。
UD8004 | UD9004 |
「UD9004」のみの改善点としては、1080/24pコンテンツの映像を再生した時に映像が出力されない問題や、HDMI映像が黒画面のままになる問題が修正される。
また、「UD8004」においては、Standbyモードを[Quick Standby]に設定して、Standby→Onの操作を行なうとコンポーネント映像が出力されない問題と、DVD PALの信号をアップスケールする時に色がおかしくなる問題が修正される。
両機種で共通の改善内容は下記の通り。
- BDビデオタイトル「Sleeping Beauty」、「レスラー(ヨーロッパ版)」、「DER ROSENKAVALIER」、「レオン完全版」、「THE SOUND OF HIGH DEFINITION」(UD9004は「蟲師 二十六譚」も)の再生時の不具合を改善
- CECオフのTV接続時におけるCEC通信の改善
- SETUP操作を行うとDVDオーディオのみ自動再生することの改善
- DVDオーディオ再生時、停止ボタンを2度押し、SETUPメニューを開き、閉じたあとにPURE DIRECTボタン押して、OFF→ON→OFFと切り替えて閉じると、ディスプレイのHDMI出力表示が点滅し、HDMIから映像&音声が出力されなくなる問題の改善
- DVDディスクのレイヤーの切り替わり時に画面下に黒帯が出る問題の改善
- オーディオ出力データがチャンネルスワップし出力される現象が発生する問題の改善
(2010年 2月 10日)
[AV Watch編集部 中林暁]