ランサー、アナログ映像の1080p HDMIアップスケーラ
-Mini DisplayPort出力モデルも。実売35,000円
ランサーリンクは、SD映像を最大1080pのHD映像に変換可能なアップスケーラ2モデルを3月5日より発売する。出力端子がHDMIの「HDSC-CVH08P」(シルバー)と、Mini DisplayPortの「HDSC-SVM08P」(ブラック)を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格はいずれも35,000円前後。
両機種とも、S映像/コンポジットとアナログ音声の入力端子をそれぞれ1系統備え、入力されたアナログ映像を、最大1080pで出力できるアップスケーラ。
Mini DisplayPortモデルの「HDSC-SVM08P」 |
違いは出力端子の種類で、HDMI(Ver.1.3)を搭載する「HDSC-CVH08P」は8/10/12bit DeepColorに対応するが、Mini DisplayPort端子の「HDSC-SVM08P」は8bitのみ対応する。いずれも出力端子の数は1系統。
出力解像度は共通で、VGA、480p、576p、720p、1080i、1080 50/60pから選択可能。出力側のケーブルは最大6mまでの送信に対応するという。
高画質化機能として、HQE(High Quality Image enhancer)機能を搭載するほか、デジタルノイズ/ブロックノイズ/MPEGノイズリダクションを搭載。そのほか、モーションアクティブ3D Y/C分離結合フィルターや、3D(フレームベース)モーションアクティブノイズリダクション、3Dモーションアクティブ デインターレースの各機能も使える。
外形寸法と重量も共通で、100×157×25mm(幅×奥行き×高さ)、332g。筐体はアルミニウム製。消費電力は最大5W。
(2010年 3月 5日)
[AV Watch編集部 中林暁]