マランツ、「NA7004」のAirPlay対応を2月1日開始

-5,250円の有料アップグレード。「M-CR603」も


 マランツ コンシューマー マーケティングは、延期していた、ネットワークオーディオプレーヤー「NA7004」とネットワークCDレシーバ「M-CR603」をiTunesのAirPlayに対応させる、有料アップグレードを2月1日から開始すると発表した。アップグレード費用は各5,250円。オンラインストアで申し込みを行なう。

 当初、アップグレードは2010年11月が予定されていたが、その後に延期。AVプリアンプ「AV7005」とAVサラウンドレシーバー「SR7005」向けのアップグレードは1月6日に開始されたが、「NA7004」と「M-CR603」向けは遅れていた。

ネットワークオーディオプレーヤー「NA7004」ネットワークCDレシーバ「M-CR603」

 このアップグレードを行なうことで、iTunes 10から実装されたAirPlayに対応。ネットワーク接続したPCやMacのiTunesライブラリの音楽を、対象機器で再生できるようになる。iTunesのポップアップメニューから、自動認識された対応機器を出力先に選択すると、機器の入力が自動的に切替わり、音楽がストリーミング再生される。

 iOS 4.2がインストールされたiPod touch、iPhoneやiPadで再生中の音楽ファイルを無線LAN経由で対応機器にストリーミングし、高音質で再生する事もできる。

 iTunesから機器のボリュームコントロールも可能(プレーヤーであるNA7004を除く)。また、機器側から再生/一時停止/スキップなどの操作が行なえる。

 さらに、iPhone/iPod touch用のアプリである、アップルの「Remote」を使ってiTunesの操作もできるため、iPhone/iPod touchをAV機器のリモコンのように使うこともできる。



(2011年 2月 1日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]