東芝、Android“3.1”搭載の新レグザタブレット

-UI改善や外部入力機器対応し、7月発売に


AT300/24C

 東芝は、Android 3.1を搭載した10.1型タブレット「レグザタブレット(AT300/24C)」を7月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は6万円前後。

 同社では4月20日にAndroid 3.0搭載のレグザタブレット(AT300/23C)を発表し、6月下旬発売を予告していた。しかしAT300/23Cは6月27日に特定の企業顧客のみに発売し、生産を終了。コンシューマ向けモデルとしては、Android 3.1搭載のAT300/24Cを展開する。

 Android 3.1を搭載することにより、ホーム画面上の「ブックマーク」や「カレンダー」などのウィジェットのサイズを拡大縮小できるなど、ユーザーによるインターフェースのカスタマイズに対応。最近使ったアプリケーションリストを最大19件表示し、よく使うアプリケーションをすばやく起動できるという。

 また、キーボードやマウスに加え、ゲームコントローラなどの外部入力機器をUSB 2.0やミニUSB、Bluetooth経由で接続し、複数の機器を同時に操作できるなど拡張性も高めている。

 OSのバージョンアップ以外は4月発表のAT300/23Cから変更はない。10.1型/1,280×800ドットのタッチパネル液晶を搭載し、バックライトはLED。「レグザAppsコネクト」をプリインストールしており、液晶テレビのREGZAや、BDレコーダのREGZAブルーレイを制御可能。無線接続のタッチリモコンとして機能する。

 プロセッサはNVIDIA Tegra 2 1GHzを搭載。内蔵メモリ容量は16GB。前面に200万画素、背面に500万画素のWebカメラを内蔵するほか、SDHCメモリーカードスロットや、USB端子、ミニUSB端子も装備。

 REGZAの高画質/高音質技術を採用し、1080pのHDビデオの再生に対応。環境光の状態にあわせてバックライト輝度やコントラストなどの画質パラメーターを自動で調節する「Adaptive Display」や超解像技術「レゾリューションプラス」も搭載している。連続動画再生時間は最大約7時間。外形寸法は約273×177×15.8mm(縦×横×厚さ)で、約765g。


(2011年 6月 20日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]