ソニー、SXRD入門機「HW30ES」にホワイトモデル

-3D対応プロジェクタに新色。実売37万円


VPL-HW30ES(ホワイト)

 ソニーは、エントリークラスのSXRDフロントプロジェクタ「VPL-HW30ES」に新色のホワイトを追加。11月24日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は37万円前後。3Dメガネ「TDG-PJ1」(実売1万円前後)と、同期用のトランスミッタ「TMR-PJ1」(同8,000円前後)は別売となる。

 7月に発売したVPL-HW30ESの新色でカラー以外の変更点はない。ホワイトを用意することで、「プロジェクタを設置する部屋の様々なインテリアに対応でき、好みに合わせて選択できるようにした(ソニー)」とする。

 0.61型/1,920×1,080ドットSXRDパネルを搭載。2.0ms以下の高速応答性能を活かし、240Hzの高フレームレート駆動に対応。別売のトランスミッタと、専用アクティブシャッターメガネにより、フルHDの3D映像を楽しめる。新型ランプとチューンアップした周辺回路を組み合わせた新ランプ制御技術により、明るくクロストークの少ない3Dを実現する。また、2D、3Dそれぞれに専用の画質モードを搭載。各7つのプリセット画質モードに、ユーザーが設定を保存できる2つのモードを加えた合計9つのモードを備えている。

 光源は200Wの高圧水銀ランプ。最大輝度は1,300ルーメン。映像の明るさに応じてランプから投射する光の量をアイリス(絞り)で自動制御する「アドバンストアイリス3」も備えている。2D映像視聴時のダイナミックコントラスト比は最大70,000:1。NTSC比90%の広色域も確保している。

 レンズは1.6倍の手動ズーム。投写サイズは40~300型に対応。ファンノイズは約22dB。入力端子はHDMI 2系統、コンポーネント 1系統、アナログRGB/コンポーネント対応のD-sub 15ピンを1系統。3D映像のトランスミッタ接続用のシンクロ端子や、IR入力、RS-232Cの制御用端子も備えている。消費電力は最大300W、待機時0.5W。外形寸法は407.4×463.9×179.2mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約10kg。


VPL-HW30ES(ホワイト)ブラックとホワイトの2色展開へ

(2011年 11月 7日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]