バッファロー、高感度になった「ちょいテレ・フル」

「ちょいテレ・フル」の新モデル「DT-F120/U2」

　バッファローは、PC用の小型フルセグチューナ「ちょいテレ・フル」の新モデル「DT-F120/U2」を11月中旬に発売する。価格は11,130円。対応OSはWindows XP/Vista/7で、Vistaと7では64bit OSにも対応する。

　外形寸法64.9×24.6×12.7mm(幅×奥行き×高さ)、重量16g(いずれもアンテナ除く)と小型の地上デジタルチューナで、業界最小という。USB端子に接続し、バスパワーで動作する。

　従来機種「DT-F110/U2」に比べ、高感度化。より広いエリアで地デジが視聴可能になった。さらに、視聴ソフトもバージョンアップしている。

　12セグに加え、ワンセグの受信にも対応。電波が弱い場所でもワンセグチューナとして利用でき、12セグとワンセグの自動切り替え機能も用意。ロッドアンテナに加え、室内延長アンテナ(ケーブル3m)、吸盤式の外部アンテナ用基台、アンテナ交換ケーブルも同梱する。

PCとの接続イメージ

　視聴・録画ソフトとして「PCastTV4」が付属。PCのHDDに番組を録画できる。編集機能も備え、CMをカットしたり、好きな部分だけを集める事が可能。ダビング10に対応し、BD/DVDへの書き出し機能も備えている。なお、DVD/BDにムーブする際にカットが適用されるため、元の録画ファイルはカットされないまま残る。

　「PCastTV4」には、録画番組をプレイステーション・ポータブルやウォークマンに転送する機能も用意している。

　さらに、録画番組を音声付きで1.2倍、1.5倍、2.0倍の早送り再生が可能になった。音声は音程を保ちながら早送りするため、聞き取りやすいという。

　EPGを備え、番組を選ぶだけで予約が可能。Gガイドに対応し、1週間先の番組表が見られるほか、最大1カ月先までの注目番組も画像付きで閲覧できる。キーワード録画も可能。スポーツ中継の延長などで放送時間が変更されても録画できる。

　また、録画済の番組をシリーズ一覧で表示したり、録画日別にカレンダー形式でまとめるなど、使い勝手も向上している。

　スマートフォンとも連携でき、iOS/Android端末向けに提供されるアプリ「TVリモコン」を使い、スマートフォンからのジェスチャー操作やタッチ操作でDT-F120が操作できる。