AirPlayミラーリング対応の最新Mac OS「Mountain Lion」

-Apple TV経由でMac画面をテレビに表示。iCloud統合も


OS X Mountain Lionの画面

 Appleは16日(米国時間)、Mac OSの最新バージョン「OS X Mountain Lion」を発表した。開発者向けプレビュー版が「Mac Developer Program」メンバー向けに提供されており、コンシューマは2012年夏の終わりにMac App Storeからアップグレード可能になるという。

 Mountain Lionの特徴は、iPadなどiOS機器の機能やアプリケーションをMacに多く盛り込んでいる点で、別売のApple TVを使った「AirPlayミラーリング」にも対応。Macの画面をApple TVに接続したテレビなどに表示できるようになった。表示解像度はApple TVに合わせた720pとなる。この機能は現在iPhone 4S/iPad 2でも使えるもので、詳細は西田宗千佳氏の連載記事や、iPhone 4S/iPadを使ったレビュー記事で紹介した通り。

 AirPlayの他にも、メッセージ、メモ、リマインダー、Game Center、通知センター、Share Sheets、Twitter連携などの機能を搭載。iCloud経由でiOS機器とメモなどのデータ同期も行なえる。

 また、「iCloudが組み込まれた最初のOS X」としており、iCloudアカウントを使ってiOS機器とのファイル共有などが可能。インターフェイスもiCloud/iOSに合わせて一部変更されている。なお、アップデート内容の詳細は、前述した西田氏の記事で解説している。

iOS機器/iCloudとの様々な連携が図られている


(2012年 2月 17日)

[AV Watch編集部 中林暁]