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アクシス、B.M.C.のモノラルパワーアンプ「M2」
独自アンプ回路「LEF」を改良。682,500円
(2013/1/30 16:04)
アクシスは、B.M.C.AUDIO製のモノラルパワーアンプ「M2」を2月に発売する。価格は68万2,500円。
「M1」の後継モデルで、「CS2」の開発によりブラッシュアップされたというアンプ回路「LEF(Load Effect Free)」と、可変ゲインアンプ技術「DIGM」(ディスクリート・インテリジェント・ゲイン・マネージメント)を、最新設計のモジュールにビルトインし、搭載しているのが特徴。出力は200W(8Ω)、380W(4Ω)。
LEFは、フローティングカスコード方式による電圧出力段と、その出力に呼応して必要な電流を供給する、分離された電流サーボ回路によってスピーカーを駆動するシステム。一般的なアンプのように、出力トランジスタが一元的に大きな電流と電圧をハンドリングし、負荷を直接駆動する方式とは異なり、電圧増幅トランジスタはスピーカーという負荷から解放されて作動するため、負荷によるリアクティブ効果の悪影響を受けないという。
さらに、大電流も必要としないため、トランジスタを理想的な低電流領域で作動させられ、リニアリティーを悪化させず、純度の高いクラスA動作ができるという。
可変ゲインアンプ技術「DIGM」は、LEFステージの可変ゲイン機能をコントロールする、ボリューム回路のようなもの。「M2」に搭載しているXLR CI端子が対応しており、同じくXLR CI端子を備えた同社のDAC「DAC1/DAC1Pre」との組み合わせでDIGM機能が起動。電流伝送/増幅を行なう。この際には、DAC1/DAC1 Preのボリュームノブがコントローラになるため、M2をプリメインアンプのように使うことができる。
通常のアンプは、必要な出力を得るために、アッテネータで入力信号レベルを減衰させて、固定ゲインステージで増幅する。DIGMでは、アッテネータを介さず、入力信号をそのままLEFパワーステージに送り、出力の大きさはパワーステージのゲイン調整で行なう。これにより、アッテネータによる音の劣化を防いでいる。
また、B.M.C.のソース機器(DAC1、BDCD1.1、MCCI)は高い電流出力能力を持っており、M2のXLR CI入力は低い入力インピーダンスによって、ソースから送られる電流信号を捕らえ、パワーステージに電流源として送ることができる。これにより、ドライバー段などを必要とせず、最短距離でパワーステージに伝達している。
前述のXLR CIに加え、XLRとRCA入力も各1系統搭載。通常のパワーアンプとしても機能する。この場合は、搭載するDIGM回路は最大ゲインに固定される。
周波数帯域は20Hz~20kHz。SN比はアンプモードで101dB、DIGM モード レベル57の対最大パワーで110dB、同レベル40で125dB。スピーカーターミナルは金メッキ仕様のバインディングポスト。消費電力は110W~800W、最大外形寸法は435×450×150mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は40kg。