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アイ・オー、DTCP+対応RECBOX向けのUSBトランスコーダ
HVL-Aに追加、録画番組をスマホ配信時に変換
(2013/5/29 16:13)
アイ・オー・データ機器は、「RECBOX HVL-A」シリーズに保存した録画番組を変換圧縮するUSB接続タイプのMPEG-4 AVC/H.264トランスコーダ「GV-TRC/USB」を6月中旬に発売する。価格は9,975円。
DTCP+対応のLAN HDD(NAS)「RECBOX HVL-A」シリーズや、パソコン用テレビチューナ「GV-MVP/X3・X2」シリーズ専用のUSBトランスコーダ。これらの製品と組み合わせることで、対応スマートフォンでのリモート視聴用ファイル変換や、録画データ圧縮によるHDD容量の節約が可能となる。外形寸法は、75×23×10mm(縦×横×厚さ)、重量は14g。
「RECBOX HVL-A」シリーズはトランスコーダを内蔵していないため、保存した番組をDTCP+対応のスマートフォンからリモート視聴するためには、レコーダ側で推奨ビットレートの1~5Mbps程度に抑えてからRECBOXに転送する必要があった。GV-TRC/USBを接続することで、トランスコーダの「Smartplaying Engine」がリアルタイムに画質変換を行ない、リモート視聴用に低ビットレートの映像を転送することなく、リモート視聴が可能となる。画質変換は再生時のみ行なわれ、元ファイルの画質は劣化しない。
外出先でのリモート視聴に対応するスマートフォンは、NTTドコモの「ARROWS NX F-06E」、「Disney Mobile on docomo F-07E」とソフトバンクモバイル「ARROWS A SoftBank 202F」。スマートフォンにはDTCP+対応のデジオン「DiXiM Player」がプリインストールされている。
同社は5月に「GV-TRC/USB」の開発表明を行なっており、6月に発売すると予告していた。なお、同じく予告されていたトランスコーダ搭載RECBOX「HVL-ATシリーズ」も6月下旬より発売する。HVL-ATシリーズの詳細は別記事で掲載している。HVL-Aシリーズに「GV-TRC/USB」を追加することで、機能的には6月下旬発売のHVL-ATシリーズと同等となる。
また、「GV-MVP/X3・X2」シリーズと組み合わせて使用すると、テレビ視聴/録画アプリ「mAgicTV」で録画した番組を圧縮変換し、容量を約1/18(BS/110度CSデジタルの24MbpsとHR18モード 約1.3Mbpsの比較)まで圧縮することが可能。より多くの番組を録画できる。