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キヤノン、デジタルシネマカメラ「EOS-1D C」でAFが合焦しないなどの不具合
(2013/6/18 15:06)
キヤノンは18日、デジタルシネマカメラ「EOS-1D C」及びデジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X」で、駆動機構の不具合によりAFが合焦しないなどの現象が発生する可能性があると発表した。
対象製品はデジタルシネマカメラ「EOS-1D C」とデジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X」の2機種。一部の製品で、カメラの駆動機構へのグリスの塗布不足により磨耗が生じ、磨耗に伴う微小な粒子の影響でAFが合焦しない現象や、磨耗が進んだ場合に撮影中にファインダー内の像がぼやける、または安定しないといった現象が発生する可能性があるという。
対象となるロットは、「EOS-1D C」の場合、カメラの機番が「xxxxx1xxxxxx」(xは任意の数字)のように、機番の左から6桁目の数字が「1」となっているもの。
「EOS-1D X」の場合は、カメラの機番が「xxxxx1xxxxxx」、「xxxxx2xxxxxx」(xは任意の数字)のように、カメラの機番の左から6桁目の数字が「1」~「7」のもの。
ただし、カメラの電池室に下の画像のような白い「A」のマークがあるか、「黒く」なっていれば対象製品ではない。
対象製品は無償で製品の点検・修理が受けられる。また、対応については6月25日からの開始を予定している。
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