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オーテク、「ATH-M50x」など新モニターヘッドフォン。ケーブル着脱や耐久性向上
(2014/1/24 15:23)
オーディオテクニカは、レコーディングエンジニアなどプロ向けモニターヘッドフォン「Mシリーズ」の新製品「ATH-M50x」など5モデルを2月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「ATH-M50x」が19,000円前後、同製品の限定生産モデル「ATH-M50xBL」が19,000円前後。ATH-M40xが10,000円前後、ATH-M30xが7,000円前後、ATH-M20xが5,000円前後。ユニット径はATH-M50xとATH-M50xBLが45mm径、それ以外の4モデルは40mm径。
ATH-M50xと、限定生産モデルのATH-M50xBL
プロフェッショナルのスタジオモニター向けヘッドフォンとして'07年に発売した「ATH-M50」の次世代モデル。密閉ダイナミック型で、CCAWボイスコイル搭載の45mm径ドライバにより、情報量の豊かな高解像度サウンドを実現するという。スタジオレコーディングやミキシングのほか、DJなどの利用も想定している。カラーはブラック(BK)とホワイト(WH)をラインナップする。
さらに、同製品には限定生産モデル「ATH-M50xBL」も用意。ハウジングのカラーにブルー、ヘッドバンドやイヤーパッドにブラウンを採用している。
カラー以外の仕様は共通。新たに採用したヘッドパッドとイヤーパッドの素材により耐久性を向上。遮音性を高める楕円形状のイヤーカップにより、長時間でも快適にモニタリングできるとしている。また、ヘッドフォンを首から掛けて片耳モニタリングする際に使える前後90度の反転モニター機構も備える。ハウジング部を折り畳んでコンパクトに収納可能。
ケーブルは新たに着脱に対応。1.2mカールケーブル(伸長時3m)と、3mストレートケーブル、1.2mストレートケーブルを同梱する。プラグはステレオミニで、標準プラグアダプタも同梱する。
再生周波数帯域は15Hz~28kHz、出力音圧レベルは99dB/mW、最大入力は1,600mW、インピーダンスは38Ω。ケーブルを除く重量は285g。
ATH-M40x/30x/20x
密閉ダイナミック型で、CCAWボイスコイル採用の新開発40mm径ユニットと、楕円形状のイヤーカップを採用したモデル。M40x/30xは新素材のイヤーパッドとヘッドパッドを採用。M20xはイヤーパッドに新素材を使用している。
M40x/30xは折り畳み機構も採用している。M40xのケーブルは着脱式で、1.2mカール/3mストレートのケーブルが付属する。M30x/20xのケーブルは片出し/3mで着脱はできない。プラグはステレオミニで、標準プラグアダプタも同梱。
再生周波数帯域は、15Hz~24kHz(M40x)、15Hz~22kHz(M30x)、15Hz~20kHz(M20x)。出力音圧レベルは98dB/mW(M40x)、96dB/mW(M30x/20x)。最大入力は1,600mW(M40x)、1,300mW(M30x)、700mW(M20x)。インピーダンスは35Ω(M40x)、47Ω(M30x/20x)。ケーブルを除く重量は240g(M40x)、220g(M30x)、190g(M20x)。