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オーテク「ATH-M50x」発売10周年記念モデル。世界限定5000台
2025年10月28日 11:38
オーディオテクニカは、誕生から10周年を迎えるモニターヘッドフォン「ATH-M50x」の2025年限定モデル「ATH-M50x ENSO」を、10月31日に世界5,000台限定で発売する。価格はオープン、直販価格は32,670円。
ATH-M50xは2014年の発売以来、その音質と耐久性でプロフェッショナルから一般ユーザーまで幅広く支持されているモデル。これまでも定期的に限定カラーが展開されており、今回10周年を迎えるにあたり、原点回帰とも言えるクラシックなオールブラックカラーの「ATH-M50x ENSO」が展開される。
製品名に含まれる「ENSO(円相)」は、日本の墨絵において一筆で書かれる円のことで、生命の循環や完成された美を象徴するもの。このモチーフを本体のリングデザインとブラックカラーへの回帰に重ね合わせ、特別な意味を込めたという。
ヘッドバンドのスライダーとリング部分には墨絵の筆跡と音の波形をモチーフにした特別な刻印を施し、本体はもちろん、細部に至るまですべてを黒で仕上げた。さらに、各製品にはひとつひとつ異なるシリアルナンバーが刻印される。
また購入した人のなかから抽選で、ATH-M50x ENSOアクセサリーキットが当たるチャンスも用意。当選の証となる特製ポストカード(限定200枚)が製品にランダムで同梱されており、開封した瞬間に当たりが分かる仕掛けとなっている。「製品を手にしたときから、思いがけないサプライズが待っている――そんな楽しみも、このモデルならではの魅力」とのこと。
アクセサリーキットの同梱品は、専用ヘッドフォンケースと、京都の染色工場「馬場染工場」とのコラボによる特製の風呂敷。馬場染工場は110年以上の歴史を持つ京都の染色工場で、特製風呂敷はATH-M50x ENSOにあわせた手染めによる模様とデザインが採用された唯一無二の存在となる。
ヘッドフォンとしては密閉ダイナミック型で、45mm径のCCAWボイスコイル採用ドライバーを搭載する。再生周波数帯域は15Hz~28kHz、インピーダンスは38Ω、出力音圧レベルは99dB/mW。
付属ケーブルは1.2mカールコード、3.0mストレートコード、1.2mストレートコードで、いずれもOFCリッツ線を採用。プラグは3.5mmステレオミで、6.3mm標準への変換アダプターなどが付属する。





