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OPPO、DSD対応USB DACや4K映像出力装備のBlu-ray/SACDプレーヤー「BDP-105DJP」
(2014/2/14 15:38)
OPPO Digital Japanは、Blu-ray Discプレーヤーの新モデル「BDP-105DJP」を直販サイトで発売した。初回出荷分は直販限定としており、一般販売時期は3月中を予定。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は18万円前後。
'13年4月に発売した「BDP-105JP」の設計を踏襲しつつ、新たにDSD 5.6MHzファイルの再生が可能なUSB DAC機能などを加えた「OPPOユニバーサルBlu-rayディスクプレーヤーの集大成」というモデル。DSD再生はDoP方式で、USB B端子をPCに接続して利用する。DACチップはESS Technologyの「ES9018」を搭載する。
再生ディスクはBlu-ray Discビデオのほか、BDオーディオ、SACD、DVDオーディオなどに対応。DSDディスク再生も行なえる。映像を3,840×2,160ドットの4K信号にアップスケーリングして出力する機能や、DVDのアップコンバート、2D→3D変換、24p映像出力機能も装備する。HDMIはVer.1.4a端子を2系統備え、映像/音声信号を分けて出力可能。MHLにも対応する。
2D/3D映像に適用できる「Darbee Visual Presenceテクノロジー」も採用。人間の見方を基にした両眼立体情報を付加するというもので、よりダイナミックで自然な奥行き感をクリアに表現できるという。なお、同機能は'13年11月発売の「BDP-103DJP」にも搭載されている。
DLNAに対応し、プレーヤー/レンダラー(DMP/DMR)としても利用可能。SMB/CIFSのファイル共有を使ったネットワーク再生にも対応する。リモートコントロールアプリを使ったネットワーク経由での操作も可能。そのほか、ネットを使った機能としてYouTube、Picasaなどのサービスに対応する。Ethernetを備えるほか、無線LANアダプタも付属する。
輝度、コントラスト、色相、シャープネス、ノイズリダクションの各画質パラメータを細かく調整できる「アドバンストピクチャーコントロール機能」も利用可能。オーディオ専用コンデンサや、トロイダルコアトランス内蔵の電源部なども採用する。
DACのES9018をステレオ専用に使用したXLRバランス出力装備の2chアナログ出力専用基板と、同チップをマルチチャンネルに使用する7.1chアナログ出力専用基板も備える。音声入力端子は光/同軸デジタルを装備。出力は同軸/光デジタルと、アナログのバランス(XLR)、アンバランス(RCA)、アナログ7.1ch(RCA)を備える。
OSDメニューは日本語表示に対応。付属リモコンにはバックライトを備える。消費電力は55W(待機時0.5W)外形寸法は430×311×123mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.9kg。