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パナソニック、4番組録画やリモート視聴対応で約73,000円のBDレコーダ「BZT665」
(2014/6/4 13:53)
パナソニックは、3波デジタルチューナを3基搭載、スカパー! と合わせて4番組同時録画ができ、新「おまかせ録画」やリモート視聴にも対応したBlu-rayレコーダ DIGA「DMR-BZT665」を6月20日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は73,000円前後。
1TBのHDDを搭載。地上/BS/110度CSデジタルトリプルチューナを3基搭載するほか、Ethernet経由のスカパー! プレミアムサービスLink録画にも対応、最大4番組の同時録画に対応する。
録画機能では、新「おまかせ録画」に対応。複数の条件を組み合わせて関連番組を自動で録画するもので、条件は放送種別、カテゴリー、サブカテゴリー、フリーワード、人名などの組み合わせで絞込が可能。複数キーワードや除外キーワードの設定も行なえる。
おまかせ録画した番組を視聴する際は、スタートメニューの「おまかせ録画」アイコンを選択すると、設定条件が一覧が表示される。条件を選ぶと、録画した番組の一覧が表示されるため、そこから番組を再生可能。
DTCP-IP/DLNAで家庭内の対応機に録画番組や放送番組を転送する「お部屋ジャンプリンク」に対応。2番組同時のお部屋ジャンプリンクが可能で、HDMIで接続しなくても、お部屋ジャンプリンク対応のVIERAなどに映像出力できる。
また、6月からDTCP+のリモートアクセス規格(NexTV-F公開のデジタル放送受信機におけるリモート視聴要件 Ver1.0)に対応。スマートフォンやタブレットに無料の専用アプリをインストールし、外出先から、BDレコーダに録画した番組やリアルタイムに受信している番組をストリーミング視聴できる。アプリはiOS用が6月、Android用は秋に公開予定。
「ディモーラ」サービスを使い、外出先からの遠隔録画予約も可能。
最大15倍のAVC長時間録画が可能。アドバンストAVCエンコーダの「ジャンル最適エンコード」方式を改善し、ドラマ番組のボケやノイズ、動きの激しい音楽番組のノイズなどを低減、より見やすくなったという。内蔵HDDに加え、USB HDDの接続・録画にも対応する。
画質面では、4K対応のLSI「新ユニフィエ」を搭載し、独自の「4Kダイレクトクロマアップコンバート方式」に対応。HD映像を4Kにアップコンバートする際、映像の色信号補間を経ずに、デコードしたHD信号からダイレクトに4K信号にアップコンバートするもので、「鮮度が高く、自然な質感と立体感にあふれた映像を実現する」という。BDビデオの24pや、ハイビジョン放送も4K/24pへアップコンバート出力できる。
マスターグレードビデオコーディング(MGVC)にも対応。通常のBDビデオは24bit記録となるが、独自のビット拡張データをディスクに追加記録し、36bitのスタジオマスターに迫る高階調を実現するというもの。
出力端子はHDMI×1、光デジタル音声×1。入力はコンポジット×1、2chアナログ×1、i.LINK×1など。SDメモリーカードスロットやUSB端子、Ethernetなどを備えている。
省エネ設計も徹底、最小電圧検出ICやゼロコントロールIC、省電力リモコン受光部などの独自の電源回路「ゼロサーキット」を搭載。業界初の待機時消費電力0.00W(0.005W未満)を実現している。消費電力は約23W。外形寸法は430×189×41.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.1kg。