シャープ、2.1chでSRS TruSurround HD対応、約6万円のシアターラック「AN-SR600」

　シャープは、薄型テレビ向けAQUOSオーディオの新製品として、シアターラック「AN-SR600」を6月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は59,800円前後。

シアターラック「AN-SR600」

　46～60型のテレビを設置できる、スピーカー内蔵のシアターラック。付属の側板を使い、ラックの高さを38cm、45cmの2種類に変更可能。設置するテレビのサイズに合わせ、最適な高さが選べる。

　ARC(オーディオリターンチャンネル)に対応し、HDMIケーブル1本でテレビ伝送した音声をラックから再生できる。BDレコーダなどから伝送した映像もテレビに出力できるほか、3D映像のパススルーにも対応する。4K映像には対応しない。

リモコンも付属する

　8cm径のフルレンジユニット×4基と、ドームツイータ×2基、16cm径のウーファ×1基を搭載。アンプはデジタルアンプで、フロントスピーカー向けに最大15W×2ch、サブウーファ向けに30Wの出力を持つ。筐体はバスレフ。リニアPCMの48kHz/16bitまでの入力に対応。ドルビーデジタルやHDオーディオのデコーダは搭載していない。

　2.1スピーカーだが、「SRS TruSurround HD」を搭載、臨場感のあるサラウンド再生も可能にするという。スタンダード/シネマ/ミュージック/ナイトのサウンドモード4種類も用意する。

　入力端子はHDMI×2、光デジタル×2、アナログ音声(RCA)×2。出力はHDMI×1を用意する。消費電力は20W。待機時消費電力は0.5W。

　外形寸法は1,550×415×380/450mm(幅×奥行き×高さ)。天面のサイズは1,550×397mm(幅×奥行き)。重量は380mmの高さにした場合が約39kg、450mmの場合が約41kg。耐荷重は天面が約60kg、棚板が約10kg×3枚。