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Dpa、B-CAS無しの中古TVチューナを自治体へ無償譲渡。デジアナ変換終了対策などに
(2014/7/8 12:54)
デジタル放送推進協会(Dpa)は7日、中古品の地上/BS/110度CSデジタルテレビチューナを自治体向けに無償譲渡すると発表。8月13日まで自治体からの申し込みを受け受けている。
災害時などの情報収集源としてのテレビ放送の重要性を考慮し、自治体が実施する地上デジタルテレビ放送対応施策(デジアナ変換サービスの3月31日終了対策を含む)などに利用することを想定。希望する自治体に対し、中古でB-CASカード無しの3波対応チューナを無償で譲渡する。
無償譲渡されるチューナは、地デジ難視対策衛星放送を視聴するために2009年度から一般世帯に貸し出され、その後、Dpaへ返却されたもので、マスプロ電工の「DT35」(予定数200台)と「DT70」(同50台)。いずれも中古品でB-CASカードが付属しないため、視聴するにはB-CASカードの再発行申請(2,050円、送料/税込)が必要。
申込み先はDpaの衛星セーフティネット事業室で、Dpaサイト内でダウンロード配布している申請書を使用する。7月25日まで質問受け付けも行なっており、専用の質問票もサイト内で配布している。募集結果は8月下旬に通知する予定。