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North Star、ESS Sabre32搭載のDSD 5.6MHz対応USB DAC「Intenso」

 ナスペックは、DSD 5.6MHzとPCM 384kHz/32bitに対応したイタリアNorth Star DesignのUSB DAC「Intenso」(インテンソ)を8月5日に発売する。価格は165,000円。カラーはBlack(BLK)とSilver(SLV)の2色。

Intenso(Black)

 DSD対応USB DAC「Impulso」(2013年6月発売/22万円)の設計思想を受け継いだというエントリーモデル。DACチップには、Impulsoと同じESS Sabre32 DACシリーズ「ES9016」を採用。ESS独自の「32bit Hyper-stream」、「Time Domain Jitter Eliminator」と、DPLL(Digtal Phase Locked Loop)回路を採用し、ジッターレスでクリアなサウンドを実現しているという。

 入力端子はUSBのほか、同軸デジタル×2、光デジタル×3を装備。USB入力はDSD 2.8/5.6MHzとPCM 384kHz/32bitをサポート、同軸/光デジタル入力はPCM 192kHz/24bitに対応する。USB伝送は、アシンクロナスモード(非同期転送)とTIのデジタルアイソレータ「ISO7640」により、PCからのノイズ流入を低減している。出力はアンバランス(RCA)×1。

 PCM用のデジタルフィルタは、好みの音質を選択可能。アナログ部分のオペアンプには、低ノイズの「LME49860」を使用。電源部にはオーディオグレードのトロイダルトランスを使用し、デジタル・アナログ部が相互に干渉しないよう配線を分離している。

 ダイナミックレンジは122dB。歪率は0.001%。消費電力は7W(待機時0.5W)。USB入力時の対応OSはWindows Vista/7/8とMac OS X 10.6.4以降。外形寸法は300×185×60mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は2.6kg。

Intenso(Silver)
背面
内部の基板レイアウト

(一條徹)