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Dolby Visionがディズニーの実写映画「トゥモローランド」で初採用
(2015/4/16 20:05)
Dolby Laboratoriesとウォルト・ディズニー・スタジオは15日(米国時間)、高画質化技術「Dolby Vision」がディズニーの新作映画「トゥモローランド」(2015年5月22日公開予定)とディズニー/ピクサー映画「インサイド・ヘッド」(同6月19日公開予定)に初めて採用され、世界各国のDolby Cinema導入映画館で上映されることを発表した。米国で2016年4月公開予定のディズニー映画「ジャングルブック」にもDolby Visionの採用を予定している。
Dolby Cinemaは、ハイダイナミックレンジ(HDR)対応のDolby Vison映写システムや最新のオブジェクトオーディオ技術「Dolby Atmos」などを採用したドルビーの劇場向け認証プログラム。'14年12月にDolby Cinema認証劇場の第1号が、オランダ・アムステルダムにオープン。'15年以降、日本を含むグローバルでも順次、対応劇場を拡大する予定となっている。
実写映画「トゥモローランド」は、ふとしたきっかけでテクノロジーが発達した世界「トゥモローランド」の存在を知った17歳の少女が、未知の世界への扉を開く姿を描く。出演はブリット・ロバートソン、ラフィー・キャシディ、ジョージ・クルーニー。監督は「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」なども手がけたブラッド・バード。国内では6月6日公開予定。
ブラッド・バード監督は「トゥモローランドがDolby Visonを採用する第1作となることを誇りに思います。明るく鮮明な映像と黒の豊かなディテールは圧巻です。画質、特に4Kレーザープロジェクターにおける画質は驚異的です」とコメントしている。
CGアニメ映画「インサイド・ヘッド」は、人の感情を擬人化したキャラクターが、無限に広がる頭の中の世界で繰り広げる冒険ファンタジー作品。 「モンスターズ・インク」「カールじいさんの空飛ぶ家」を手がけたピート・ドクターが監督を務め、共同監督はロニー・デル・カルメン。国内では7月18日公開を予定している。