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ソニー、h.ear on/MDR-1A用の1.2mバランスケーブル

「MDR-Z7」用の1.2m Kimber Kableも

 ソニーは、同社ヘッドフォンでの利用を想定したバランス接続の1.2mヘッドフォンケーブル2製品を10月10日より発売する。価格はオープンプライス。実売価格は、Kimber Kableと協力して開発した「MUC-B12BL1」が22,000円前後、ツイストペア構造の「MUC-S12BL1」が8,000円前後。

MUC-B12BL1
MDR-Z7

 いずれもバランス接続対応のヘッドフォンケーブルで、同社ヘッドフォンとヘッドフォンアンプ「PHA-3」などとの組み合わせを想定。従来用意されていた「MUC-B20BL1」、「MUC-S20BL1」は、いずれも長さ2mだったが、今回の新製品はいずれも長さを1.2mとし、ポータブルでの扱いやすさを向上している。

 「MUC-B12BL1」は、Braid構造(8本)と呼ばれる、Kimber Kable独自の編み構造を採用。外部ノイズを遮断し、ワイヤー間の相互作用を防止、ノイズレベルの低減や、ケーブルの持つ電気的特性の最適化を実現したという。

 対応ヘッドフォンは「MDR-Z7」で、プラグ形状はヘッドフォン側が3極ミニ×2、機器側も3極ミニ(バランス)×2。導体はOFCで、ケーブル長は1.2m。重量は80g。

 「MUC-S12BL1」は、バランス接続対応のヘッドフォンケーブル。ツイストペア構造を採用の採用により、伝送ロスや電流ノイズの影響を低減し、スケール感のある解像度の高い高音質を実現するという。導体は銀コートOFCで、ケーブル長は1.2m。

MUC-S12BL1
h.ear on

 対応ヘッドフォンは「MDR-1A」と、「h.ear on(MDR-100A)」。プラグ形状は、ヘッドフォン側が4極ミニ、機器側が3極ミニ(バランス)×2。重量は29g。

(臼田勤哉)