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クリエイティブ、ゲームオーディオの新ブランド「Sound BlasterX」

 クリエイティブメディアは9月30日、ヘッドセット/イヤフォンやアンプ内蔵USB DACなどのゲーミングオーディオ新ブランド「Sound BlasterX」シリーズを発表。第1弾製品として、ヘッドセット「Sound BlasterX H5」と「Sound BlasterX H3」を11月に発売する。さらに、12月にはヘッドセットの最上位モデル「Sound BlasterX H7」も追加予定。価格はいずれもオープンプライス。直販価格は7,800円~18,800円。

Sound BlasterX H5
Sound BlasterXのロゴ

 Sound BlasterXシリーズは、ゲームの音声環境を「必要十分なオーディオ」から「映画館並みのオーディオ」にアップグレードし、ゲーム体験を高めることをコンセプトとしたブランド。

 ラインナップは、ヘッドセットのSound BlasterX H7/H5/H3のほか、カナル型(耳栓型)イヤフォン「Sound BlasterX P5」、7.1chのバーチャルサラウンド出力が可能なヘッドフォンアンプ内蔵USB DAC「Sound BlasterX G5」など。

 ヘッドセットのH7、イヤフォンのP5、USBオーディオのG5の詳細は今後改めて発表を行なう予定。

カナル型イヤフォン「Sound BlasterX P5」
ヘッドフォンアンプ内蔵USB DAC「Sound BlasterX G5」

Sound BlasterX H7

Sound BlasterX H7

 ネオジウムマグネットを採用した50mm径「FullSpectrumドライバ」を備え、USB接続で使用するタイプのヘッドセット。有線ケーブル接続にも対応し、ケーブルは脱着可能。OFCケーブルが付属する。発売は12月を予定し、直販価格は18,800円。

 最大96kHz/24bitで7.1chのバーチャルサラウンド音声に対応する。ゲームカテゴリに合わせたサウンド環境を選び、好みの音質にカスタマイズもできるWindows用ソフト「BlasterX Acoustic Engine」も利用可能。

 イヤーカップは耳を包み込むオーバーイヤータイプで、合皮/ウレタンのイヤーパッド採用。シングルピースの強化スチールヘッドバンドも備え、堅牢性を高めている。ノイズ低減タイプのマイクも備え、用途に応じて脱着可能。

Sound BlasterX H5

「FullSpectrumドライバ」を備えるイヤーカップの構造

 H7と同じ50mm径「FullSpectrumドライバ」を備え、4極ステレオミニケーブルで接続するタイプのヘッドセット。11月発売予定で、直販価格は15,800円。

 イヤーカップはオーバーイヤータイプで、合皮/ウレタン製イヤーパッドを採用。スチールバンドやアルミ製イヤーカップブラケットも備え、装着性や堅牢性を高めたとする。再生周波数特性は20Hz~20kHz、音圧感度は118dB/mW、インピーダンスは32Ω。重量は338g。

 ケーブルはナイロン編組でOFC採用。インラインリモコンを備え、音量調整やマイクミュートのオン/オフ操作が行なえる。ケーブル長は1.2m。脱着可能なノイズ低減タイプのマイクも備える。

 パソコン利用時は、付属の分岐ケーブルを利用してヘッドフォン出力とマイク入力が別々のSound Blasterサウンドカードに接続可能。専用ソフト「BlasterX Acoustic Engine」による音質調整も行なえる。

Sound BlasterX H3

 40mm径「FullSpectrumドライバ」を備え、Sound BlasterX Hシリーズのスタンダードモデルに位置づけられるヘッドセット。11月発売予定で、直販価格は7,800円。

Sound BlasterX H3
コンパクトに折りたたむことが可能

 ステレオミニのアナログケーブルで接続するタイプで、ケーブルにはインラインリモコンを備え、音量調整やマイクミュートのオン/オフ操作が行なえる。ケーブル長は1.2m。脱着可能なノイズ低減タイプのマイクを搭載。分岐ケーブルも付属する。

 素材はプラスチックで、耐衝撃構造を備え、折りたたんで収納することも可能。再生周波数特性は20Hz~20kHz、音圧感度は118dB/mW、インピーダンスは32Ω。重量は225g。

(庄司亮一)