パイオニア、スマートコマンダーで運転中にAVソース切替できる8型/フルセグ「楽ナビ」

　パイオニアは、カロッツェリア「楽ナビ」シリーズ新モデルとして、8型液晶フルセグチューナ搭載モデルなど計8モデルを10月下旬に発売する。上位機の「AVIC-RL99」、「AVIC-RW99」、「AVIC-RZ99」は、回す/傾ける/押すといった動作でナビやAV機能を操作できる「スマートコマンダー」を同梱しているのが特徴。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は8型のAVIC-RL99が13万3,000円前後、7型のAVIC-RW99/RZ99が10万6,000円前後。その他はスマートコマンダー別売モデルとなる。

AVIC-RL99

ジョグ/ダイヤル操作でカーナビ/カーAV操作「スマートコマンダー」

　スマートコマンダーを同梱する「AVIC-RL99」は、8型VGA液晶ディスプレイを備えたラージサイズモデル、「AVIC-RW99」は、7型VGA液晶を備えた200mmワイドタイプ、「AVIC-RZ99」は7型VGA液晶の2D(180mm)モデルとなる。ディスプレイにはブリリアントフィニッシュパネルとLEDバックライトを採用し、高コントラストでメリハリのある画質を実現。

　スマートコマンダーはジョグとダイヤルを使い、回す/傾ける/押すといった操作で、運転中でもカーナビやカーAV機能を操作可能。スマートコマンダー専用のAVソース操作メニューには、新たに「AVソースのダイレクト切り換え」の項目を追加。CDやFM/AMラジオ、テレビなどのAVソースの選択/切り替えが手軽に行なえるという。音質設定機能「カンタンベース設定切り換え」操作にも対応する。

付属のスマートコマンダー

「AVソースのダイレクト切り換え」画面

　スマートコマンダーは、AVIC-RL99/RW99/RZ99の3モデルに同梱され、それ以外のモデルは別売(型番:CD-SC01)となる。車種ごとに専用設計されたホルダーや、汎用ホルダー(AD-SC05、2,500円)を別途用意し、車内に設置可能。

車内の設置イメージ

運転中の操作イメージ

　本体にはフルセグチューナのほか、DVD/CDドライブを搭載し、DVDビデオ再生も可能。SDメモリーカード(SDXC対応)やUSBメモリの音楽ファイル再生にも対応する。Bluetoothでスマホなどの対応機器からワイヤレス再生も行なえ、AACコーデックもサポートする。そのほかFM/AMチューナも内蔵する。

　ナビ機能では、GPSが届かない高架下やショッピングモールの駐車場などでも正確に自車位置を認識できる機能や、別途用意した通信モジュールと手持ちのスマホを組み合わせ、インターネット経由で利用できる「フリーワード音声検索」、一時停止地点付近や、集中豪雨時の冠水地点、走行速度30kmの速度規制区域「ゾーン30」などをドライバーに通知する機能などを備える。