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パイオニア、8型液晶/ワンセグ搭載「楽ナビ」。ナビ機能を追加できるカーオーディオも

 パイオニアは、カロッツェリア「楽ナビ」シリーズの新製品として、8型液晶搭載のワンセグ対応モデル「AVIC-RL05」を3月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後。

 また、カーオーディオの新モデルとして、6.2型液晶搭載のワンセグ対応2DINメインユニット「FH-6100DTV」を3月上旬に発売する。店頭予想価格は4万円前後。

AVIC-RL05

ワンセグ搭載の楽ナビ「AVIC-RL05」

 2014年11月発売の8型液晶搭載カーナビ「AVIC-RL09」(実売136,000円前後)の低価格モデル。2機種の主な違いは、RL09が地上デジタル(フルセグ)チューナ内蔵で、RL05はワンセグチューナを内蔵。また、RL09に同梱されていた、回す/傾ける/押すといった動作でナビやAV機能を操作できるコントローラー「スマートコマンダー」が別売(7,000円)となっている。

 8型タッチパネル式VGAディスプレイを搭載し、表面をクリア処理したブリリアントフィニッシュパネルとLEDバックライトにより、高コントラストでメリハリのある画質を実現。車種ごとに設計された別売の専用取付金具を使い、車のコンソールに取り付けられる。

 DVD/CDドライブを搭載し、DVDビデオ再生が可能。SDメモリーカードやUSBメモリに保存した音楽ファイルの再生もできる。Bluetoothにも対応し、スマートフォンからワイヤレスで音楽を受信可能。FM/AMチューナも内蔵する。車種に応じた音場設定が可能な「タイムアライメント」機能や、前席・後席を重視した音場設定が行なえる「カンタンベース設定」、13バンドのグラフィックイコライザも利用できる。

 ナビ機能では、「クリスタル 3D ハイブリッドセンサー」や、1秒間に10回自車位置を測定する「10Hz測位」などによる高精度測位を実現。地図スクロール速度を高速化し、操作レスポンスも向上させた「マルチウェイスクロール」も採用している。

スマホ接続でナビ機能を追加できる2DINメインユニット「FH-6100DTV」

FH-6100DTV

 2014年9月発売の2DINメインユニット「FH-6100DVD」(実売35,000円前後)にワンセグチューナを追加したモデル。6.2型タッチパネル式VGA液晶ディスプレイを備え、ワンセグ放送を視聴可能。DVD/CDドライブに加え、別売のUSBケーブルで接続したiPhone/iPodやAndroidスマートフォンの音楽/動画も再生可能。FM/AMチューナも内蔵する。アンプの最大出力は50W×4ch。

 本体にナビ機能は備えていないが、カーナビアプリ「ドコモ ドライブネットナビ(Android版)」をインストールしたAndroidスマートフォンとUSB接続することで、カーナビとしても利用可能になる。オプションとして、バックカメラやドライブレコーダも用意する。

 音場補正のタイムアライメント機能や、13バンドのグラフィックイコライザのほか、本格的な2ウェイマルチアンプ/マルチスピーカー/サブウーファを構築可能な「ネットワークモード」も装備。圧縮音源を高音質化する「アドバンスド・サウンドレトリバー」や、様々なエフェクトで楽曲を連続再生する「MIXTRAX EZ」(iPhone/iPodとUSB楽曲のみ)、曲を短く連続で再生する「ショートプレイバック」機能も利用できる。

(一條徹)