2.00βでは、MPEG VideoDecoderの画質の見直しや、DirectShowへの対応が図られている。ただし、DirectShowはMEDIACRUISEのみに対応する。一方、MPEG VideoDecoderは、MTVシリーズでMPEGファイルを再生したときにも効果がある。 今回のβ版でDirectShowに対応したことで、MPEG-1/2だけでなくMPEG-4やDivXなどコーデックがインストールされている(WindowsMeiaPlayerで再生できる)フォーマットであれば、テレビ出力(D1/S映像/コンポジット)ができるようになった。ソフトウェアコーデックを利用した「VideoGate 1000」の強みを活用した機能といえるだろう。
なお、「DirectShow Rendrer Filter」で扱えるのは、YUV形式で処理されるデータのみ。それ以外のデータは、再生はされるがVideoGate 1000用のFilterでは処理されない。
同アップデータで改善される項目は以下の通り。なお、DVStorm-RT併用時のハードウェアMPEGエンコード機能も含まれている。
□カノープスのホームページ http://www.canopus.co.jp/ □MTVシリーズ用アップデータ(Ver.1.14)のダウンロードページ http://www.canopus.co.jp/download/mtvseries.htm □VideoGate 1000アップデータ(Ver.2.00β)のダウンロードページ http://www.canopus.co.jp/download/vg1000.htm □関連記事 【2月13日】【EZ】第47回:こだわりの暴走列車「カノープス MTV2000」 ~64,800円のTVキャプチャカードとは何か~ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020213/zooma47.htm 【1月11日】カノープス、TVキャプチャカードのフラグシップ「MTV2000」 ―3次元Y/C分離、GNR搭載。DVD-RAMへの直接録画も可能に http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020111/canopus1.htm 【2001年12月21日】カノープス、D1端子搭載MPEG-1/2ビデオ出力PCIカード ―MTV1000のキャプチャ画質をリアルタイムで確認可能 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011221/canopus.htm 【2001年5月30日】【EZ】第12回:テレビキャプチャカードの最高峰「カノープス MTV1000」 ~ カノープスこだわりの画質を検証する ~ http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010530/zooma12.htm 【2001年5月10日】カノープス、MPEG-1/2ハードウェアエンコーダ搭載TVチューナカード ―DV形式からMPEG-2への高速変換も可能 http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010510/canopus.htm (2002年4月26日) [orimoto@impress.co.jp] |
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