富士通日立プラズマディスプレイ株式会社(FHP)は、従来比で輝度を3割向上させたという42V、37V、32V型プラズマディスプレイパネルを開発したと発表した。 今回発表されたのは、1,024×1,024ドットの42V型および37V型、852×1,024ドットの32V型の3種類。独自のALIS(Alternate Lighting of Surfaces Method)採用シリーズの最新パネルとなる。 最も大きな改善点は画面輝度で、42V型で1,000cd/m2、37V型および32V型で900cd/m2のピーク値を実現した。これは、映像の明るさに応じてサステインパルス幅を制御する負荷率適応処理を導入したためという。 また、RGB3原色の蛍光体を新開発し、高発光効率、高色純度、長寿命を実現したという。なかでも、青の蛍光体の輝度低下を従来比約30%に改善。空や海の青さも鮮明に表現できるという。 さらに、10bitでの階調処理を行なうことで、1,024階調の色表現を可能にした。画素ごとの輝度さをなめらかな表現に演算処理することで、濃淡を忠実に再現し、細部の質感まで表現するとしている。 有効画面サイズは、42V型が922×522mm、37V型が829×461mm、32V型が710×399mm。重量はそれぞれ、約16kg、約14kg、約11kgとなっている。
□FHPのホームページ (2002年7月1日) [orimoto@impress.co.jp] |
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