日立、縦横台形補正機能を搭載した2.7kgのデータプロジェクタ
―従来機の値下げも発表


CP-X237J
10月10日より順次発売

標準価格:「CP-X327J」498,000円
       「CP-S317J」398,000円

連絡先:デジタルメディア事業部
      プロジェクタ本部
      Tel.045-866-6305


 株式会社日立製作所は、重量2.7kgのデータプロジェクタ「CP-X327J」と、「CP-S317J」の2機種を発表した。発売日は、X327Jが10月10日、S317Jが10月25日。価格はそれぞれ、498,000円、398,000円となっている。

 CP-X327JとCP-S317Jは、外形寸法295×231×76mm(幅×奥行き×高さ)、重量2.7kgの液晶データプロジェクタ。2機種の違いは液晶パネルで、X327Jが0.7型1,024×768ドット、S317Jは0.7型800×600ドットのパネルを採用する。

 本体デザインは共通で、レンズとランプも同一仕様。レンズは光学1.2倍ズームで、フォーカスも手動。60型投写時の最短距離は1.8mとなっている。ランプには150W UHB(Ultra High Brightness)を使用し、明るさはX327Jが1,700ANSIルーメン、S317Jが1,500ANSI。

 機能面では、「水平・垂直キーストン補正機能」や、「マイスクリーン機能」を搭載。マイスクリーン機能とは、静止画および動画の一部をトリミングして本体に取り込み、初期画面などに表示する機能。同社では使用例として、企業のロゴマークや製品名などを挙げており、「プレゼンテーションの開始前や資料の変更時の演出が可能」としている。

 そのほか、入力信号を自動検知する「オートサーチ機能」、最大4倍まで可能な「部分拡大機能」、ファイルの入れ替え時に表示画面を記憶して止める「フリーズ機能」を装備している。

 映像入力端子は、コンポーネント(RCA)、S映像、コンポジットを1系統ずつ、アナログRGB(D-Sub15ピン)を1系統搭載。リモコンマウス用のUSB端子も備えている。

 なお、既発売の「CP-X430J」、「CP-X380SJ」、「CP-X275J」、「SP-S225J」の価格が改定された。標準価格で5万円、または10万円の値下げとなる。

型式仕様改定前改定後
CP-X430J XGA、2,500ANSIルーメン、4.5kg 798,000円 698,000円
CP-X380SJ XGA、2,000ANSIルーメン、3.2kg 698,000円 598,000円
CP-X275J XGA、1,200ANSIルーメン、2.5kg 498,000円 448,000円
CP-S225J SVGA、1,100ANSIルーメン、2.4kg 398,000円 348,000円

□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/2002/0828/index.html
□関連記事
【2月15日】日立、水平/垂直台形補正対応のXGA液晶プロジェクタ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020215/hitachi.htm
【2001年11月16日】日立、短焦点レンズ採用のモバイルプロジェクタ2機種
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011116/hitachi.htm
【2001年8月27日】日立、独自の反射型液晶採用のSXGA液晶プロジェクタ
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010827/hitachi.htm

(2002年8月28日)

[orimoto@impress.co.jp]

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