ソニーは、ホームシアター向けプロジェクタ「Cineza(シネザ)」シリーズの新モデルとして、858×484ドットワイド液晶パネルの「VPL-HS2」を11月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は20万円前後の見込み。 VPL-HS2は、0.62型858×484ドットパネルを採用する液晶プロジェクタ。800×600ドットの前モデル「VPL-HS1」に比べ、パネルのワイド化が図られた。また、開口率が向上したことで「液晶特有のドット感が軽減した」という。入力信号は、480i/480p/720p/1080iに対応。また、入力信号と液晶パネルのドットを1対1で表現する「スルーモード」も設けられた。 また、新型の150W UHPランプを採用し、850ANSIルーメン(シネマブラックモードOFF時)、コントラスト600:1を実現。レンズにはHS1と同じ仕様の光学1.2倍手動ズームレンズを搭載し、前面に取り付け可能な「シネマフィルター」が付属する。「VPL-HS10」や「VPL-VW12HT」に同梱されるものと同じく、装着することで黒色と肌色の再現力が向上するという。また、電圧を下げて暗部のディテールを細やかに表現するという「シネマブラックモード」も搭載された。 HS1が搭載していた「サイドショット」(台形補正機能)は、上下左右を同時に補正できる「サイドショット 2」になった。上下方向は本体を傾けるだけで自動的に補正し、左右方向はボタン1つで調整できる。また、本体を上下左右にチルト可能な「イージーアジャスター」をHS1から継承。チルト角度は、上下最大10度、左右最大30度、左右傾き最大2度となっている。
本体部の映像入力は、S映像×1、コンポジット×2。HS10同様、本体はピアノフィニッシュ仕上げのパールホワイトカラーで、天面のSONYロゴもHS10と同じく発光する。外形寸法は304×321×168mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.5kgとなっている。
□ソニーのホームページ (2002年9月26日) [orimoto@impress.co.jp] |
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